ブログを始めたばかりの初心者はどこから手を付けたらいいのかよく分かりませんよね。
何しろ『何が出来るのか?』すら把握出来ていないのですから当然です。
この記事では、上級者が作ったハイレベルなガイドラインは分からないという方に向けて、“ちょっとだけ先輩”の私が初心を思い出して整理したブログ作成の初期にやっておくべき事のまとめです。
ブログをこれから立ち上げる場合には以下の記事を参考にして下さい。
簡単に設定出来て、気付いた時には自分のドメインでブログを書く準備が出来上がっています。
- ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
- 毎日更新 250記事/8ヶ月達成(2021.9〜)
- Cocoon→SWELLに乗り換え
- 本業/副業/子育ての合間でブログ作成
- FIRE可能な資産あり、好きで働いてます
初心者が辿る道
初めてブログ運営を始めてから、Googleに認めてもらって検索流入が増え始めるまでのおよそ半年間程度で辿る道筋を、公開記事数とアクセス数の観点からまとめました。
本サイトでは開設から半年間は毎日更新をしていますので、期間に対してやや記事数は多目かもしれません。
その一部の記事が検索流入を確保してくれています。
SNSはブログ開設からしばらくしてからアカウント作成を行ったくらいで、実際SNS集客は重視してきていません。
検索流入を増やしてなんぼだと思いますので、Twitterなどからの誘導は序盤のアクセス閑散期のモチベーションアップ程度に思っておいても良いと思います。
但し、記事にアクセスがある事自体がSEO上はプラスになると思われますので、一概に不要とは言い切れませんので、フォロワーさんの多いアカウントをお持ちの方はぜひ積極的に集客に活用して頂ければと思います。
公開記事数別
50記事、100記事、150記事の時点までに行った事、推移などを段階ごとにまとめています。
100記事目の記事では51記事目以降の変化を、150記事目の記事では101記事目以降の変化を主に取り上げています。
自作出来る被リンクの獲得も順次拡大してきていますので参考にして下さい。
まだまだ最初の記事を書き始める段階だ、という方はここはスルーして頂いてOKです。
アクセス数別
こちらは記事数ではなくアクセス数、PV数で区切った記事です。
多く記事を書いてもアクセスを集められる記事はほんの一部だったりしますので、アクセス数の推移を気にされるケースの方が多いかもしれません。
サイト開設後の序盤、やっと人に見てもらえているという実感が湧き始めるまでの段階として、月間2000〜5000PVまでの経過を特集した記事を紹介します。
最初にやっておくべき作業
ブログを開設したら、早速記事の執筆をと考えているかもしれません。
出来れば1記事目を公開する前にやっておくべきこととして、あまり他所で触れられていないと感じたことをまとめています。
特にパーマリンクの設定は適当に決めるのではなく、最初の記事の公開時点で計画的に設定しておくことを強くお勧めします。
もし途中で変更したくなった場合には、301リダイレクト設定をする手間をかける事になりかねませんので。
また記事を分類するカテゴリーの設定や、記事中で使用する見出しタグの使用順序など、ブログ運営のお作法とも言える基本的な事項は知っておく方が良いでしょう。
私はそんなことを全く気にせずに記事を書き始めてどんどん公開してしまったので、修正がなかなか大変でした。。。
見た目:体裁を整えてブログらしく
実際に記事を書き始める段階になったら、サイトの見た目にもこだわりたくなってくると思います。
視認性・操作性の良いサイトデザインにすることは、読者の回遊性の向上にもプラスになりますし、結果的にGoogleからの評価向上にも繋がります。
確かに、検索流入であればトップページの見た目は二の次で良いという考えには一理あります。
しかし第一印象を大切に、自分のスタイルを確立しておくことは記事の書き易さにも繋がりますので、序盤の10記事程度までで意識しておくと良いでしょう。
文章の装飾とブロックエディター
記事の中身には読者に優しい装飾を施しておくのが良いとされます。
これはブログの扱うテーマや読者層によって変わり得ることですので一概には言えないかも知れませんが、読者は新聞や論文を読みに来ているのではないことは確かです。
また、多くの読者はスマホで閲覧している場合が多く、あまり一文を長くし過ぎるとストレスフルな印象を抱きかねません。
- メリハリのある短い文章
- 適度な協調箇所の明示
- 行間の調整や画像の利用
など自分が普段目にするサイトの良いところを真似してみましょう。
また、今後はWordPressではブロックエディターが主流になります。
クラシックエディターは辛うじてプラグインで維持されているに過ぎない状況ですので、出来るだけブロックエディターを使うようにすることをお勧めします。
クラシックエディターで慣れてしまうと使いにくさを感じるケースもあると思いますが、すぐに慣れます。
私は何も知らずにクラシックエディター/Cocoonで記事の作成を始めたのですが、途中でブロックエディターに乗り換えました。
あとで紹介する有料テーマ『SWELL』と組み合わせることで、記事の作成速度が飛躍的に向上します。
アフィリエイトに挑戦:先ずはAmazon・楽天
ブログを始めるモチベーションのほとんどは副業として収益を上げることだと思います。
実は当サイトの立ち上げ時の目的は収益化ではなかったのですが、発信出来る情報には価値を見出せると判断して後述のアドセンスやアフィリエイトも行うようになりました。
アフィリエイトといってもピンキリなのですが、初心者が始めやすいものとして『身近なものを紹介する』というケースがあります。
そのような場合には、Amazonや楽天を通して紹介することでその売り上げに応じたマージンを貰うという形式が一般的です。
単価は極めて低く、まだアクセス数も少ない初心者が行うのであれば売り上げも雀の涙でしょうが、これも一つの経験としては良いと思います。
国内の大手ASPと契約することで簡単に記事内で商品紹介を行うことが出来るようになります。
Googleアドセンスに挑戦
アフィリエイトに並んで、ブログの収益化における王道の収入源が広告収入です。
何かを直接売るのではなく、サイトを広告主に利用してもらう形式です。
その中でも最もポピュラーなものがGoogleアドセンスです。
この記事をここまで読まれた方は気付いていると思いますが、記事内にいくつか広告が表示されていたと思います。
それがGoogleアドセンス広告です。
ブログを始めてしばらくするまで、私はこの存在すら知りませんでした。
この広告を出そうと思うと、ブログ初心者にとっては最初の関門とも言える『アドセンス審査』が待っています。
自身のサイトが広告掲示に足るレベルのものなのか否か、Googleに審査されます。
不合格でも何度でもチャレンジすることが出来ますので、もしダメでも諦めずに頑張ってみましょう。
アドセンスも、特にアクセス数の少ない内はその収益は微々たるものです。
しかし、数円でも『ゼロではない金額』が目に入ることでモチベーションの維持には大きく貢献してくれます。
また読者が少ない内でも『Googleは認めてくれた』という心理的な安心感も得られます。
有料テーマの導入
当サイトでは国産のブロックエディター完全対応テーマ『SWELL』を使用しています。
テーマのデフォルトイメージに比較的近い設定で使っていますが、色合いや雰囲気などの設定の幅は自由度が高いですので、テーマを導入する時には機能面を重視して選択すると良いと思います。
もちろん、無料のCocoonなども極めてよく出来たテーマですから、それが悪いということは全くありません。
また、有料テーマの種類も多岐に渡り、一概に絶対的に何が良いと言うことも出来ません。
ただ、ブロックエディターを使いこなし、記事の作成速度も上げたいと言うことであれば私はSWELLをお勧めします。
以下の記事に目を通して頂き、第一印象が良ければ導入してしまって損は無いと思います。
読者を集める
ある程度記事の作成にも慣れてきたら、いかに読者を集めるかを考えるようにしていきましょう。
SEO対策などとも呼ばれますが、検索エンジンがあなたの記事を検索結果に表示してくれなければ検索流入はあり得ませんので、そのための対策です。
SEO対策
Googleに代表される検索エンジンが、検索結果に記事を表示する時にどのようなアルゴリズムを用いているかが明らかであれば対策を考えることが出来ます。
しかし実際にはその部分はブラックボックスであり、詳細が公開されているわけではありません。
ただ、多くの先人達が分析に分析を重ね、検証と経験によってどのようなパラメーターが重要であるのかがかなり明らかになってきています。
Googleの中の人からの断片的な情報も蓄積されてきています。
複合的な要因で決まるのは間違いないですが、おおよそこのような対策をしておけば有効である、とされるものについては実施していく方が良いでしょう。
- YMYLジャンルの記事は避ける
- 被リンクを多く獲得する
- 表示速度を上げる
など、出来ることは沢山あります。
その中でも初心者が頭に入れておくべき基礎をピックアップしています。
そのほかの対策は冒頭で紹介した記事数・PV数別の記事でも紹介していますので是非参考にして下さい。
インデックス
SEO対策以前に、初心者ではそもそも書いた記事が検索エンジンにインデックスされていないといった現象も起こり得ます。
つまり、検索結果に表示される順位が低いのではなく、表示そのものがされていないのです。
どんなにピンポイントでマニアックな記事を書き、競合がいなかったとしても、表示されないのであれば誰にも見てもらえません。
ただ、2021年辺りからは特に記事のインデックスが遅くなったことがネット上で話題になることが増えてきたようです。
Twitterを見ていても、平気で数週間から数ヶ月に渡ってGoogleにインデックスされないと言う事態も報告されています。
SEO対策以上にブラックボックスのインデックスですから、絶対的な対策はありません。
しかしこれも実験的に効果のあった対策というものはありますので、出来ることはやり、粛々と記事を書いていくしかありません。
記事執筆の注意点
記事の執筆も軌道に乗ってくると、取り扱う内容も幅が広がってきて、様々な情報源を引用するシーンも出てくると思います。
ついつい引用元の内容をコピペして説明の代替えにしてしまうようなことも発生するかもしれません。
気をつけておかなければならないのは、ネット上ではコピペが簡単に出来てしまう一方で、そこには一定の規制があるということです。
引用と転載とは概念が異なり、またそれらを禁止しているサイトも少なくありません。
仮に法律を遵守していたとしても、無用なトラブルは避けるべきですので、コピペする時には細心の注意を払うように気をつけましょう。
なお、コピーコンテンツはGoogleなど検索エンジンには筒抜けですので、あなたのサイトの評価を下げるだけです。
絶対にコピーコンテンツの作成は避けるようにしましょう。
良くあるトラブル
ブログの運営をしていると、特に初心者のうちは様々なトラブルに直面することがあるでしょう。
どうしようもない時にはバックアップからデータを復元するということも出来ますので、とにかく焦らないことです。
エラーが出たらそのエラーメッセージをそのまま検索すれば、大体のケースは解決策が見つかると思います。
私がサイト開設から間も無く経験してきたトラブルの一端を以下に挙げていますので、もし同様の問題に直面したら参考にしてみてください。
何となく気になる疑問や不安などもあると思いますが、せいぜいブログ開設から半年、150記事程度であれば大体は何とでもなります。
終わりに
ブログの運営はオワコン、という話がそこかしこで聞かれます。
私も2021年9月に始めてブログを開始したので相当後発組ですが、情報というものは日々どんどん増え続けています。
ブログという形で情報を発信すること、オリジナリティがあって有益な情報発信源としてのブログは今後もしばらくは廃れないのではないかと思います。
アフィリエイトで誰もが爆益を叩き出すということは確かに難しくなったのかもしれませんが、当サイトで推奨しているように副業収入を投資に回すことで、資産形成を加速することは今なお誰にでも門戸は開かれていると言えるでしょう。
ブログ初心者は、初心者の時期にこそ学ぶことも多いですしモチベーションも高いと思いますので、焦らずにじっくりとサイトを成長させていって頂ければと思います。
コメント