FIRE(financial independence, retire early:早期経済的リタイア)を目指している方が増えてきた事は、貧困国日本において大変喜ばしい事です。
そのためには投資が必要、中でもインデックス投資が良い。
よく聞く話ですが、投資に回すお金もないしやたら時間がかかり、iDeCoとかNISAとかよく分からない。。。
そんな悩みや疑問にクリアに答える記事です。
副業に何を選択し、少ない元手で何に投資すれば最速でFIRE出来るようになるのか。
この記事を読めば今すぐ行動すべきことが分かります。
- 投資家・個人事業主・医学博士
- 投資歴15年 (学生時代から)
- レバナス/USA360/3倍ETFをメインに積立中
- 地銀→野村證券→ネット証券
- FIRE済み:好きで働いてます
最短でFIREを目指すための投資
投資でFIREを目指すには、トリニティスタディに由来する“4%ルール”に従えば、株式をポートフォリオの50%以上にした上で年間消費金額の25倍の資産が必要になります。
年間400万欲しければ1億円を用意する。
これを出来るだけ最短で達成するためにどうすれば良いのか、解説します。
FIREに必要なポートフォリオ
4%ルールという言葉は、FIREを目指している方は聞いたことがあると思います。
資産の4%を毎年取り崩していけば、資産が減らないので収入がなくても生きていけるというものです。
ただその理屈と根拠、条件を正しく把握している人は意外と少ないようです。
理屈:資産運用成績は年間4%を上回る
根拠:トリニティスタディと呼ばれる過去の運用実績解析論文
条件:ポートフォリオの50%以上が株式
ハイリスク商品は嫌だから債券しか持っていないとか、REITが中心だとか、そのような場合は当てはまりません(FIRE出来ないという意味ではありません)。
ただ、歴史的に或いは理論的に最も成長が継続的に見込まれるのが株式だということです。
なんで株式は上がり続けるのか、なんでこれからも上がり続けると言えるのか、そこまでこの記事で詳細を解説する事はしませんが、要は世界経済や技術の発展を最も反映するのが企業価値だからです。
トリニティスタディの論文データまで遡って根拠を知っておきたいという人は多くはないかもしれませんが、知っておきたい人は以下の記事が参考になります。
取り崩し金額と運用成績
4%ルールは厳格に守らなければならないのか?
運用成績に合わせて取り崩し金額を増やす事は出来ないのか?
結論:厳格に遵守しなくてもOKですし、取崩額を増やすことも出来ます。
運用成績が4%を切る事は、トリニティスタディで見られたように特に長期で見た場合の米国株式市場では起こらないと考えても良いでしょう(絶対ではありませんが)。
それならば、例えば年間運用益が5%を継続出来るのなら5%ずつ取り崩しても良いのでは?と考えるのは当然のことです。
例えば年間400万円欲しければ、
運用成績(%)→必要資産総額
4%→1億円
5%→8,000万円
6%→6,667万円
10%→4,000万円
20%→2,000万円
50%→800万円
このように、運用成績次第でFIREに必要な資産総額は大きく異なります。
しかし、経済・社会・技術の発展は同じペース、同じ割合で継続していくので、残念ながら突然4%を大きく超える事は無いと考えられます。
過去50年の株式チャートどころか、人類史の発展までマクロ的に見てもその法則が成り立っている事は知られており、これが現在の株価が加熱しすぎとは言えない根拠にもなっているくらいです。
ではやはり4%程度かそれに毛が生えた程度の利回りを想定しなければならないのでしょうか。
レバナスで最速FIREを目指す
4%ではなくもっと高い利回りを継続する方法は無いのか。
もし4%成長が長期的に確保出来るのなら、それにレバレッジをかけてみてはどうか。
そう考えて誕生したのがレバナスに代表されるような、特定のインデックスの値動きの数倍の値動きをする投資信託やETFです。
特に日本でも買いやすく、安定した成長が期待でき、運用も安定してきたレバナスが注目を集めています。
NASDAQ100に2倍のレバレッジをかけた投資信託で、楽天証券を始めとした多くの証券会社で取り扱いがあります(手数料が最も安い楽天レバナスは楽天証券のみの取り扱い)。
大和レバナスも楽天レバナスも、少額からの積立OK
SOXL、TECLなどのETFも積立・ポイント投資が可能に(2021.12〜)
楽天カードでの投資ならポイントも貯まり、ポイント投資でSPU+1%upも!
このレバナス、聞きしに勝る運用成績を示しており、設定依頼の3年間の平均年間利回りは実に61%という驚異的な数字です。
これほどの成績の運用を続けていれば、FIREするための資産総額は何も1億円も必要ないことが分かると思います。
また、年間400万円と言わず、働かなくても年間1,000万円の取り崩しも資産額2,000万円で可能になってしまう計算です。
シミュレーションは以下の記事を参考にして頂くとして、レバナスであれば安定して成長するインデックスの利回りを増幅することが可能なことを覚えておきましょう。
投資に回す資金は副業で捻出する
投資で資産を爆発的に膨らませることが可能な事はお分かり頂けたと思います。
ではその種銭、元手はどう確保すれば良いでしょうか。
本業の給料を上げられる人、余力がある人は良いですが、そうもいかない人も多いと思います。
節約も良いですが、そんな時はもう一つの収入源を確保することが最適解です。
ブログかYouTube
多くの人がPCやスマホを持ち、参入障壁が著しく低下したネットビジネス。
もちろんTwitterやInstagram、TikTokなどの発信媒体も参入は容易ですが、これらは直接収益化を行うことが2022年1月現在は出来ません。
一方、ブログやYouTubeは以下の条件をクリアしさえすれば収益化が可能です。
ブログ:
サーバー契約とASP/アドセンス提携
YouTube:
チャンネル登録者数1,000人以上
年間総再生時間4,000時間以上
YouTubeは初心者にはややハードルが高く、動画編集には時間を要し、実際に収益を上げるには最短でも数ヶ月、長ければ年単位で取り組む必要があるでしょう。
特に2022年以降に参入することを考える場合、あらゆるジャンルは既にレッドオーシャンであり、どこに参入するにも後発チャンネルは苦戦を強いられることでしょう。
何に特化したチャンネルにするのか、YouTubeShortsの利用など、しっかり戦略を練って十分に時間をかける必要があるでしょう。
一方ブログは、サーバー契約は即日完了、ASP契約も簡単に完了し、直ぐに記事を書いてネット上にアップ/アフィリエイトを開始することが可能です。
Googleアドセンスに合格し、さらに収益を上げるにはそこそこのPV数を稼げるようになるまでは難しいかもしれませんが、主なASP(A8ネットやもしもアフィリエイトなど)に登録しておけばSNSで集客することで直ぐに売り上げに繋げることが可能です。
もちろん集客の主力は検索流入(Googleなどの検索エンジンからの読者)ですので、SEO対策をある程度身に付ける必要はありますが、ブログの方がYouTubeよりも圧倒的に収益化のハードルは低いです。
トータルの収益額が1,000円に到達するとGoogleからレターが届くなど、稼げるメディアを育てている実感が持てますので、初心者ほど先ずはブログを開始することをお勧めします。
それ以外
当然、副業にはブログやYouTube以外にも多くの選択肢があります。
クラウドソーシング、せどり、自身の専門領域でのコンサルなど、やれると思う事は手を出してみるのも良いでしょう。
しかし、これらはいずれもストック型の収益源にはなってくれません。
ストック型とは、放っておいてもお金を産んでくれる収益源です。
ブログもYouTubeも過去に作成したコンテンツが長期に渡って収益を生んでくれるのです。
(トレンドネタでは難しいですが)
投資も長期に渡って継続して積み立てていくことが重要ですので、そのための収益源も安定して継続した収益を生んでくれるものにしておくことがおすすめです。
副業・投資でFIRE:まとめ
日本は世界的に見てどんどん相対的に貧困化が進んでいます。
人口も既に減少に転じており、少子高齢化にも拍車がかかっています。
インフレも進まず賃金も上がらない一方で、税金や年金など給料から天引きされるものは益々増えていく未来が確定的です。
そんな中で自身や家族の将来を守るためには、収益源を増やしつつ海外(特に米国)への投資を行うことで資産形成をすることが必須になっています。
資産運用を加速させたいならレバレッジを活用することも選択肢に入ってきます。
いざ始めてみれば勝手が分かってきて、始める前ほど難しいものでは無いことに気付くでしょう。
投資もブログも、このブログに多くのコツを紹介していますので、是非活用して下さい。
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