2026年10月11日更新:旧版の商品・制度説明を見直しました。過去の検証と、現在の条件を区別しています。
レバレッジ商品は、倍率が高ければ優秀、2倍で信託報酬1%未満なら安心、と決められるものではありません。同じNASDAQ100を対象にする商品でも、日次の目標、投資手法、為替、費用をそろえて比較します。
日次の倍率と、保有期間の結果は違う
レバナスはNASDAQ100の日々の値動きに対して概ね2倍を目指す設計です。1年や10年の利益が必ず指数の2倍になるわけではありません。毎日の騰落率の積み重ねで、保有期間の結果が変わります。
指数が10%上がり、翌日に10%下がる仮定なら、指数は100→110→99、日次2倍は100→120→96です。日次3倍なら100→130→91。手数料等を含まない仕組みの計算で、実在商品の予測ではありません。

国内レバナス2商品の現在の費用
2026年7月の交付目論見書では、iFreeレバレッジNASDAQ100の信託報酬は税込年率0.99%、楽天レバレッジNASDAQ-100は税込年率0.77%です。これは信託報酬であり、投資家が負担する費用の全てではありません。
両商品とも信託期間は無期限ですが、条件により繰上償還の可能性があります。NISA対象外です。指数名・目標倍率が似ていても、投資対象や運用方法を比較してください。
| 比較点 | iFreeレバレッジNASDAQ100 | 楽天レバレッジNASDAQ-100 |
|---|---|---|
| 目標 | NASDAQ100の日次概ね2倍 | NASDAQ-100の日次概ね2倍 |
| 信託報酬(税込年率) | 0.99% | 0.77% |
| 信託期間 | 無期限・繰上償還あり | 無期限・繰上償還あり |
| NISA | 対象外 | 対象外 |
1%未満なら、費用を無視してよいわけではない
費用は継続して基準価額へ影響します。同じ信託報酬でも、先物、ヘッジ、追随誤差などの条件は異なります。旧版の「1%程度ならあまり気にしなくてよい」という説明は改めます。
過去の総経費率は、対象期間の実績であって将来の費用上限ではありません。低い信託報酬だけで、将来の手取りが多い商品を断定することもできません。
為替ヘッジと、指数の通貨を確認
円建てで注文することと、為替リスクを持たないことは別です。国内レバナスと米ドル建てETFのQLDを比べるときは、為替ヘッジや円ドルの変動をそろえます。ヘッジは為替変動を完全に消す保証ではなく、コスト等も伴います。
倍率の最適解は、相場と家計で変わる
一方向の上昇、上下を繰り返す相場、大幅な下落では、倍率の影響が異なります。過去の特定期間で2倍が好成績だったことから、全員に2倍が最適とは結論づけません。
通常の指数商品を含め、大きく下がった場合に必要資金へ影響するか確認します。長期で保有する、積み立てる、という操作だけで損失がなくなるわけではありません。
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参照資料・確認日
制度・商品情報は2026年10月11日に確認しました。目論見書の使用開始日と、図表の計算条件は各箇所に記載しています。


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