2026年10月11日更新:比較対象の現在の信託報酬を反映し、費用は将来の高リターンで必ず取り返せるという説明を改めました。以前の図・画面は、現在の説明に合うオリジナル図へ差し替えました。
レバナスのコストを見るとき、信託報酬は大切な比較項目です。しかし信託報酬だけが保有に伴うすべての費用ではありません。また、異なる指数・倍率の商品を料率だけで優劣づけないことも大切です。
公表されている信託報酬を確認する
2026年10月11日に確認した交付目論見書では、iFreeレバレッジ NASDAQ100は税込年0.99%、楽天レバレッジ NASDAQ-100は税込年0.77%です。比較例のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、公式案内で税込年0.08140%以内とされています。純資産規模に応じる料率のため、ここでは公表上限を示します。

年率の意味を、金額でつかむ
残高が1年間ずっと100万円だったと仮定すると、年0.99%は約9,900円、年0.77%は約7,700円に相当します。これは残高変動や日々の計算を省略した概算です。実際の信託報酬はファンド内で日々差し引かれ、基準価額に反映されます。
基準価額を使った実績に、同じ信託報酬をもう一度引くと二重に控除してしまいます。逆に、指数の成績からファンドの実績を推測する場合は、指数側に含まれない費用や追随誤差を考える必要があります。
信託報酬の外側にも確認項目がある
- 運用報告書に示される監査・保管・売買等の費用。
- 為替ヘッジに伴う影響や、先物・スワップ等を利用するコスト。
- 購入先で発生する購入時の手数料やその他の取引条件。
すべてが独立した請求書として届くわけではありません。ファンド内や取引価格に織り込まれる影響もあり、運用報告書の総経費率だけですべてを表せるとは限りません。目論見書・運用報告書・販売会社の条件を組み合わせて確認します。
S&P500投信とは投資対象も倍率も違う
レバナスはNASDAQ100関連指数の日次2倍を目指し、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は別の指数に連動を目指すレバレッジなしの投信です。コスト差だけを理由に同じ投資だと扱うことも、「高い費用を高い期待収益が必ず補う」と断定することもできません。
同じ目的に近い商品を比較するときは、まず指数、配当の扱い、為替ヘッジ、倍率を確認し、そのうえで費用と管理のしやすさを比べましょう。ポイント還元は松井証券のレバナスとポイント条件で別に整理しています。
出典・確認日
- 大和:iFreeレバレッジ NASDAQ100 目論見書
- 楽天:楽天レバレッジ NASDAQ-100 目論見書
- 三菱UFJアセットマネジメント:eMAXIS Slim料率変更資料
- 三菱UFJ銀行:同一指数ファンド比較表
資料は2026年10月10〜11日に確認しました。商品条件・取扱い・制度は変更されることがあります。目論見書と購入先の最新案内もご確認ください。
本記事は仕組みを理解するための情報で、特定商品の購入や売却を勧めるものではありません。レバレッジ商品には大きな損失のリスクがあり、過去の実績や計算例は将来の運用成果を保証しません。


コメント
コメント一覧 (4件)
[…] 費用はレバナスの信託報酬とその他の費用、制度はレバナスと新NISAで整理しています。 […]
[…] 注文時の確認手順はレバナスの買い方、費用はレバナスのコスト比較で整理しています。 […]
[…] 費用の全体像はレバナスの信託報酬と見えにくい費用を参照してください。 […]
[…] 長期の年率リターンは日次目標の2倍を保証しません。過去データの読み方はレバナスの平均利回りと年率の読み方、費用はレバナスのコスト比較を参照してください。 […]