話題のレバナスに手を出そうか、悩みますよね。
買ってみたけど、、、と不安もよぎるでしょう。
この記事を読めばその不安を払拭できます。
- 投資家・個人事業主・医学博士
- 投資歴15年 (学生時代から)
- レバナス/USA360/3倍ETFをメインに積立中
- 地銀→野村證券→ネット証券
- FIRE済み:好きで働いてます
レバナスは、日々NASDAQ100の2倍の値動きを目指すよう設定された投資信託の通称です。
レバレッジ2倍のため上昇局面には非常に強く、iFreeレバレッジNASDAQ100は2018年10月の設定からわずか3年で4倍になったほどです。
この商品は親しみを込めて一部の投資家がレバナスと呼んでいました。
そもそもその価額が上がり過ぎではないことはこちらを参考にして下さい(新規タブで開きます)。
その話題性もあってか、2021年11月には楽天レバレッジNASDAQ-100が登場し、公式に愛称をレバナスと評したことで益々注目を集めました。
さてそのレバナスですが、値動きが大きいことに加えて既に大きな含み益を抱えた状態のため、『興味はあるけど今から買っても大丈夫かな?』と警戒する向きもあるようです。
そこで本稿では、以下の2点について考え方をまとめました。
今(2024年11月21日)から買っても大丈夫か?
買うタイミングはどう決めれば良いか?
この記事を読めば、レバナスをいつどのように買うのが資産形成に適しているのかが分かるようになります。
最速でFIREを目指すためにも、レバナスを的確に仕込んで資産を成長させましょう。
今から買っても大丈夫?
結論:今日(2024年11月21日)から買っても1年待ってもどこがベストかは後になってみて分かる事
いきなり元も子もない結論で、どうせそう言うだろうと思った、と思われたでしょうか。
流石にこれだけだと折角この記事に辿り着いた方に申し訳ないので、もう少し突っ込んで考えてみます。
買ってはいけないタイミング
これは私見ですが、冗談半分・本気半分で以下に挙げたタイミングは敬遠すべきと考えます。
大前提として、地球の産業構造上、NASDAQ100が全面的に長期的に暴落を続ける状況になれば、世界のその他の何に投資しても資産形成は不可能に近いと考えられます。
隕石が衝突して壊滅的な被害が地球全土に及ぶことが発覚した時
これは状況にもよりますが、人類が滅亡するレベルの危機が確定した場合は経済成長の見込みが途絶えますので、必然的にNASDAQ100の将来も絶望的です。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、確率はゼロではないのです。宇宙を監視するための技術も日進月歩ではありますが、現実は映画『アルマゲドン』のように行くとは限りません。
想像を絶する空間に奇跡的に我々の文明があることは念頭に置いておきましょう。
まさかこの記事を引用する日が来るとは思いませんでした。。。
しかしそうなったら投資をしていようがいまいが最早関係なく、個人の意思でどうこう出来る次元では無いので、レバナスを買うか否かなど考えることも無いでしょう。
地球外生命体を始めとする人知の及ばない何かによる悪影響が現実的になった時
仮に人類を凌駕する存在がアクセスしてきた場合、GHQの配下にあった戦後日本のごとくどうしようもない事態に陥るかもしれません。
エリア51の存在がどれほどのものか知る由もありませんが、その際にも最後まで抗えるのは米国でしょう。数々の映画に描かれてきたように、米国を中心として人類は集結することでしょう。
なぜそのような描かれ方をするのか、またそのような映画を観て米国が中心にいる構図に特に疑問を持たないのは、やはり米国が産業や技術発展の中心地だと言うことが何となくでも分かっているからでは無いでしょうか。
その意味で、世界的な危機が訪れた時にも、投資対象として最後まで可能性が残るのは米国株であり、その中でも主要勢力が集うNASDAQ100になると考えられるのです。
レバナスに償還期限が設定された時
急に現実味のある話、と思われるかもしれません。上に挙げた2点と比べれば遥かに可能性は高いと思います。
(上の2点も真面目に書いていますが)
設定されて以来、大和レバナスも楽天レバナスも償還期限は設定されていません。
しかし例えば、大和レバナスの目論見書には以下のような記載があります。
次のいずれかの場合には、委託会社は、事前に受益者の意向を確認し、受託会社と合意のうえ、 信託契約を解約し、信託を終了させること(繰上償還)ができます。
交付目論見書(2021年7月13日使用開始分)より引用
・受益権の口数が30億口を下ることとなった場合
・NASDAQ100指数(米ドルベース)が改廃された場合
・信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき
・やむを得ない事情が発生したとき
NASDAQ100という指数が無くなる場合や、この投資信託の保有者が減った場合などが挙げられています。将来、他に圧倒的に優れた投資商品が出現した場合などには乗り換えラッシュが起こらないとも言えません。
償還されることが決まった場合には予め通知が来ますので、その時に大暴落の最中でないことは祈るより他ありません。
償還される時期が決まるということは、そこからは長期積立投資が出来なくなると言うことです。
短期的な上がり下がりはあるでしょうが、その中で利ざやを狙うと言うのは避けるべき、と言うのが『償還期限の設定時に買うべきでは無い』とした理由です。
結局は長期投資が適していると言うことに尽きます。
買って良いタイミング
と言うことは、裏を返せば上に挙げた『買ってはいけないタイミング』に該当しない限りは『常時』買い時と言うことになります。
ではその中でも、いつ買うと良いかの見極めは可能なのでしょうか。それをこれから説明します。
買うのに適したタイミングの見極め方
結論:見極めようとしてはダメ
はい、また元も子もない結論ですが、しかしこれが真理だと思います。
長期に積立投資を行うことは、ドルコスト平均法の利用やそうでなくても時間分散効果で『先の読めない投資商品』に対するリスクヘッジになることは理解されていると思います。
難しいのはそのルールを自らが遵守することです。
下がったら買い、上がったら売る。
それが出来たら確実に儲けが出ますし、恐ろしいことに誰もが一度は“出来そう”な気になるものです。そしてしばしば、“たまたま”うまく行く経験をしてしまうのです。
しかし統計的にアクティブファンドはインデックスファンドには勝てず、結局はインデックスに長期投資することが現在の正解とされるのです。
最適なタイミングを狙って売買したいと考える人はあまり投資には向いていないと思います。投資ではなくそれは投機になってしまうからです。
レバナスについて、基本的なことをおさらいして、積立投資を少額でも始めてみることをお勧めします。
レバナスの購入タイミングまとめ
買い始める時期に“遅すぎる”と言うことはなく長期に渡って積み立てていくことが大事であること、そしてタイミングを図ることはナンセンスであることを肝に銘じ、1日も早く動きましょう。
レバナスにお金を入れるのがいまいち不安、という方は以下の記事も参考になるでしょう。
納得してから初めても遅くないですし、その方が良いと思います。
大和レバナスも、より信託報酬の低い楽天レバナスも、楽天証券で購入することが可能です。少額でも、あるいはポイント投資でもレバナスを買い付けることは出来ますので、先ずは体験してみましょう。
二つのレバナスの違いは以下の記事が参考になると思います。
さらにさらにハイリスクハイリターンを狙いたい方には3倍レバレッジRTFも視野に入れてみても面白いかもしれません。
投資は自己責任で。
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