仕事がキツい、嫌な上司がウザい、思ってた仕事と全然違う、給料が少な過ぎる
仕事に対する不満は多くの方が抱えながら、それを飲み込んで働いているのが日本です。
それぞれの置かれた環境や立場が違い過ぎるので、そのことについての解決策やアドバイスを個別にここで行うことは出来ません。
しかし、そんな環境から好きな時に脱する事が出来るように備えるべき事はお伝え出来ます。
その方法とは、投資と副業です。
結局それか、と思った方、結局それを上手く使いこなせないからそう思うのです。
- 投資家・個人事業主・医学博士
- 投資歴15年 (学生時代から)
- レバナス/USA360/3倍ETFをメインに積立中
- 地銀→野村證券→ネット証券
- FIRE済み:好きで働いてます
投資も副業も上手くいっていればこの記事を読んでいる事は無かったでしょう。
或いは、今後独立したいという意気込みや転ばぬ先の杖として読まれているのであれば将来は大変有望です。
楽して稼ぐ、不労所得で生きていく、そんなボヤっとしたイメージでここに辿り着いた方も含めて、これからの生活を守るための施策を教えます。
さっさと方法が知りたい人は、獲得方法にジャンプ
仕事を辞める自由の獲得手段の種類
仕事を辞める事を前提にお話ししていきます。
辞めたい、という事はまだ辞められないという事だと思います。
覚悟の問題か、体裁の問題か、責任感の問題か、はたまた経済的な利用でしょうか。
ここでは経済的な理由に対処するための情報をお伝えしたいと思います。
FIREする
仕事を辞める自由はFIRE(Financial Independence, Retire Early)と呼ばれ、米国を発祥として近年若者に大人気の生き方の一つです。
リタイアしてボーッと生きるのではなく(それも良いですが)、しがらみを考えずに好きなことに没頭出来ることが狙いの概念です。
- ひたすらゲームをする生活
- 旅行三昧の生活
- 趣味に没頭する生活
- 農業や釣りなどで美味しい物を追求する生活
FIREするためには何が必要でしょうか?
それは資産の4%を取り崩す事で生活を可能にする事、としばしば表現されます。
その根拠はトリニティスタディと呼ばれる研究結果です。
投資と取り崩しについては以下の記事を参考にされると分かりやすいと思います。
年収400万円の生活がしたければ、概ね1億円の資産が必要になる計算です。
これを達成した場合、何もしなくても毎年400万円が懐に入ってくるので、贅沢しなければ普通に生活が出来ます。
いやいや、1億とかあったら最初から苦労しないよ。。。
誰もがそう言います、そしてもっともな話です。その指摘は至極真っ当。
ではどうやってそれだけの資産を作れば良いのか、、、資産家に生まれでもしなければ不可能ではないだろうか。。。
心配無用です、そんな事は全くありません。
FIREは米国発祥と言いました、何故だと思いますか?
→簡単な事です、米国では金融・投資に関する教育が行き届いているからです。
そのため、
- 投資は怖い
- 投資で儲けるのは難しい
- 勉強している時間は無い
- どうせ損するから勉強するだけ無駄
などとは考えないのです。
貯金大好き、節約大好きの日本的教育を受けてきた皆さんには到底理解出来ないかもしれません。
これがスタンダードなのです。
これが出来ない唯一の先進国である日本は、そのおかげで世界経済の成長にただ一人ついていくことが出来ませんでした。
ちょっと待って、投資に回せる“残り”なんてお金の余裕はそもそも無いよ。。。
それは個別に事情を聞いてみないと一言では説明出来ませんが、私は“そんな筈はない”と思います。
何故なら、この後説明する投資と副業について正しく知れば、『稼ぎ方を知らなかっただけ』だと気づく筈だからです。
資産運用をすることで、あなたが想像している以上に圧倒的に資産は増えていきます。
不労所得を確保する
・純粋に1億円の資産を築くのが難しい場合
・投資で運用する期間を確保出来ない場合
そんな時に有効なのが給料以外の収益を得ることです。
さらに望ましくはそれが、
・まだ辞める前の仕事の合間に出来る
・継続可能
であることです。
副業すること自体は隠す必要がなくなり、筆者自身も複数の副業を掛け持ちしていますが、給料をもらう『会社のお仕事』と違って自分で選択出来る仕事は精神的にも負担が軽くなります。
こんなことを言っては元も子もないですが、真の意味での不労所得は遺産相続以外ではあり得ません。
しかし楽して稼いでいるように見える人達がいるのは何故でしょうか。
これも答えは簡単です、そのような人達は好きなことを、苦にならない事を仕事にしているからです。
YouTuberやスポーツ選手、芸能人は皆さんの憧れでもあり、自分の仕事と比べて楽そう・楽しそうと思っていたりしませんか?
もしかしたら本当にそうかも知れませんが、殆どの人にとってそんな事は全く無いでしょう。
・YouTuberが楽して動画再生だけで食べていけるでしょうか。
・誰もが何の努力やプレッシャーも無しに大谷翔平選手のような活躍を続けられるでしょうか。
・昼夜関係なく収録に追われ、ネタ探しに奔走し、エゴサーチに悩まされる生活が受け入れられるでしょうか。
本質的な事は『仕事が苦になるかどうか』です。
私のような科学者・研究者は周りから見れば毎日研究室に籠もって遅くまで実験や論文ばかり、大変そうと思われがちです。
しかし当の本人はそれを好きでやっており、むしろ遊びや趣味に近いのです。
攻略本を片手にゲームをやり込んでいる子供を見て、大変そうだなぁと思うことがありますか?
もしそのゲームプレイでお金を稼いでいたとしら、それは大変な仕事だとあなたの目には映るでしょうか。
やってる本人が楽であり、仕事をさせられている感覚が無い、それこそが不労所得と言えると私は考えています。
土地を人に貸しているだけとか、ビルを持っているだけとか、そんなことだとしてもその不動産を取得し、経営するための勉強がその人たちには苦にならなかったというだけのことなのです。
サイドFIREする
とは言っても、1億円の資産を形成することも、がっつり副業で稼ぐこともいきなりは難しいかも知れません。
そこで次に考えられるのがこのサイドFIREという考え方です。
例えば1億円ではなく5000万円であれば、そして苦にならない副業収入が毎月10万円であれば、これだけで十分生活が出来てしまうのです。
5000万円の4%で年間200万円、副業収入で年間120万円、合計で年間320万円です。
4%の取り崩し分は金融所得課税の税率が適用されるので、およそ20%が税金として引かれます。
副業収入は事業所得として確定申告が必要になりますので、青色申告をしておきましょう。
税金の話とか難しいことは分からないよ。。。
というあなた、私がここで伝えたいのはそこです。
調べない、情報を取りに行かない、ルールを上手く活用出来ないというのは『稼げない人』の典型です。
本当にFIRE、サイドFIREしたいのなら、お金の勉強をすることを決して避けないで下さい。
副業を始めて開業する、この程度の労を惜しんではいけません。以下の記事も参考にしながら、搾取されるだけの生活から抜け出すための行動を始めましょう。
仕事を辞める自由の獲得方法
手段の種類を見てきましたので、実際にそれを実行する方法について紹介します。
FIREするための資産運用
2022年以降の日本で生き抜く人生設計で最も重要、と言っても過言ではないかもしれないスキルです。
給料は上がらず、
社会保険料は増加し、
寿命は延び、
高齢化社会はますます進んでいきます。
頭では分かっていても、どこか遠い将来のことでまだ時間に余裕があるような気になっていませんか?
投資で資産を築くために最も重要なのは時間です。
一日でも長い運用期間を確保することに敏感になって下さい。
やることは簡単です。
5つのステップで構成されていますが、分からないステップがあればそれぞれの詳細を説明した記事がありますので参照して下さい。
今すぐ全てを把握しなくても大丈夫です。
考えても、勉強しても、『来週からはじめよう』と面倒なことを後回しにするのが人間です。
ネット証券に口座を持っていない人は今すぐ行動しましょう。
少額でも意味はあります、狼狽売りをしないなどの基礎を身に付けられるからです。
狼狽売りをしないというのは投資上級者でも難しいことではありますが、自分の資産が値動きすることの感覚を理解出来たら生活防衛費意外を出来るだけ積立に回します。
貯金してからでは無く、強制的に毎月天引きしましょう。それを前提で毎月のお金の管理をするようにして下さい。
いかに多く入金出来るか、を考えるようになったら投資の半分は成功です。ただし決して手元のお金を一気に投資しないで下さい。
STEP2に付した関連記事でも触れていますが、例えばレバナスやUSA360などがこれに当たります。
運用といっても銀行預金のような年利0.001%などというふざけた利率で運用しないようにしましょう。
そのためにはどのような商品があるのかをまず知ることが必須です。これくらいのことは知っておいた方が良いでしょう。
積立投資が重要なことはSTEP1でも分かると思いますが、これをルールとして固定し、次の(最終)ステップの取り崩しを開始するまでは可能な限り継続します。
なぜなら、長期に積み立て、長期保有することがリスクを軽減してくれるからです。
この反対は投機、仮想通貨で大損した人は身に染みて分かっていることでしょう。
そしていざ取り崩しを開始したら、これもしっかりルールを守って一定割合で取り崩します。
4%ルール(トリニティスタディ)を知っておくことは大前提、自信が積み立てて来た投資信託やポートフォリオに合わせて自ら設定できるようになりましょう。
投資の勉強は大変そう、と感じたでしょうか。
基礎中の基礎が身についていないと分からない内容も確かにあります。
高校での投資教育の開始は2022年度ですから、それ以前の世代はそもそも教育の場で周知される機会が無かったので仕方がない部分もあります。
今さら聞けないし、詳しい人も周囲にいない、というケースも少なく無いでしょう。
そのような方々のために、無料で相談出来るサービスツールがいくつもありますので、試してみるのも良いかもしれません。
当サイトで紹介している相談サービスやセミナーは、私が投資家目線で評価をしておすすめ出来ると判断したものだけですので、投資の基本が分かってないなと感じたら一度覗いてみる事をおすすめします。
ストック型収入源を作る
真の意味での不労所得は相続を受けた場合以外にあり得ない事は説明しました。
資産運用を元に不動産所得などを形成する事はもちろん可能です。
しかしここではFIRE/セミFIREが目的のため、敢えて“半”不労所得を得る身近な方法を紹介します。
ストック型収入を作るとは、一度作れば継続的にお金を生む収益源を作る事です。
これに限らず、それぞれのスキルや性格に合ったビジネスモデルを選択することが重要です。
投資と同じく継続することが最も重要だからです。
いずれも一朝一夕には出来ませんが、一度軌道に乗せることが出来れば大きな収益を生み続けるコンテンツになっていきます。
中でも最も参入ハードルが低いと考えられるのがブログです。
・ほとんど初期費用がかからない
・完全に自分のペースで進める事が可能
・いつでもやめられる
・ネット上には経験者のノウハウが溢れている
取り敢えずやってみる、という事を一番お勧め出来るストック型収益源です。
そして何より、失敗してもビジネスに重要なスキルが残る事が重要です。
ライティング、マーケティング、Webについて否が応でも学びますので、それは必ず将来の糧になるでしょう。
また自身のドメインを持つ事はそれ自体が貴重な財産です。
とにかくまず初めてみましょう。
すぐ動ける人と動けない人は、成功までの距離が全然違います。
サイドFIREする方法
ここまで来ればもうお分かりだと思います。
大事なのは積立投資と副業を続ける事です。
冒頭で紹介した投資と副業が大事という結論に納得して頂けたでしょうか。
節約するとか、給料を上げるとか、そのような限界のあるものは最初から横に置いておきましょう。
もちろんそれらを否定する事は全くしませんが、将来を見据えて今すぐ始めるべきは投資と副業だからです。
副業と投資を組み合わせ、今の仕事ではなく給料が少なくてもやりたい仕事をやる、それがサイドFIREです。
残業もなし、自分のペースで働ける仕事も沢山あります。
色々経験してみたい、と学生の頃のようなアルバイトに精を出していても、十分に余裕のある生活が可能になります。
まずは副業と投資の組み合わせの力を体験してみましょう。
仕事を辞めたい人に進める投資と副業:まとめ
この記事で紹介した投資と副業を出来るだけ多くの人が実践する事で、日本全体が大きく変わる可能性すら秘めていると言えます。
何しろ学生でも稼げる手段ですから、社会人としてある程度の経験を積む頃には働き方を自分で選べる自由を獲得出来るからです。
資産額も増えていくでしょうから、先進諸国に比べて貧しい国・安い国という不名誉なレッテルも返上できるようになるでしょう。
格差を是正するためにできる事は多々あるとは思いますが、実は国も必死なのです。
・副業解禁
・2022年4月から高校で金融教育
・iDeCo
・NISA
すでに国民の老後をケアする事が出来なくなった国に住んでいるのだという自覚を持ち、自分の将来は自分で守るという意識に変えていきましょう。
このブログにはそれを助けてくれる情報をまとめています。
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