投資信託とETFの違い|どっちが良いのか比較ポイントを徹底整理

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投資信託とETFの違いは?
投資するならどっちが良いの?

投資について調べていると、投資信託とETFという言葉をよく聞くようになったのではないでしょうか。

上場投資信託(ETF)、、、って普通の投資信託と比べて何が違うの?

よく分からないけど、ETFの方が良いの?

そんな疑問の声も聞かれます。

ETFも投資信託の一種です。違いの中心は証券取引所で売買できるかどうか。ETFという形を選んだだけで、リターンが高くなるわけではありません。

代表的な人気ネット証券の一つ、楽天証券でも手軽に積立設定やポイント投資が出来るようになりました(2021年12月〜)。

それでも、投資信託の方が利便性が高く馴染みがあり、投資初心者にはコントロールし易いという側面もあります。

投資信託とETFの違い
  • そこでこの記事では、投資信託とETFの違いを初心者にも分かりやすく噛み砕いて説明します。

極力ややこしい話は排除し、難しい用語は都度補足しますので、これを機にしっかり投資信託とETFの違いを覚えて行ってください。

どちらにも良いところがあります。

プロフィール写真
Y-bow医学博士
  • 投資家・個人事業主・医学博士
  • 投資歴17年 (学生時代から)
  • レバナス(為替ヘッジなし)とFANG+をメインに積立中
  • 地銀→野村證券→ネット証券
  • FIRE済み:好きで働いてます

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目次

投資信託とETFの違い

ETFはExchange Traded Fundの頭文字をとった略称で、上場投資信託と呼ばれます。投資信託と何がどう違うのか、ここではっきりさせておきましょう。

分かりやすい一覧表を用意しましたが、先ずは簡単に言葉の定義を紹介しておきます。

投資信託

株や債券などの金融商品への投資を、投資家に代わって行ってくれるまとめ買いサービスです。

運用のプロに丸投げ出来るので初心者にも優しい商品で、種類もとても豊富です。

定義を言葉にすると以下のように小難しく聞こえますが、『手数料払うから誰か代わりに資産運用やっといて』を叶えてくれる商品のことです。

「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」のこと。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。

金融庁より

ETF(上場投資信託)

非上場の投資信託は、販売会社を通じて購入・換金します。一般に取引時間中に価格を指定することはできません。費用や運用内容は商品ごとに異なり、安いインデックスファンドもあれば、費用の高い商品もあります。

ETFは、投資信託の受益権を取引所に上場させ、株式のように売買できるようにした商品です。一般の投資家は、市場価格で購入・売却します。

ETFの投資対象は株式だけではなく、債券や金などもあります。指数に連動するものに加え、アクティブ運用型ETFも存在します。

以下は指標連動型ETFの基本的な説明です。現在のETF全体には当てはまらない点もあるため、JPXのアクティブ運用型ETFの説明も併せて確認してください。

一般的に、ある指標に連動する運用を行う、証券取引所に上場する投資信託のこと。指値や成行注文が可能です。

金融庁より

投資信託とETFの比較表

言葉で説明しても頭に入ってこない部分もあると思いますので、主要な比較項目を一覧表にまとめてみました。

比較項目非上場の投資信託ETF(上場投資信託)
上場していないしている
価格・注文通常は1日1回の基準価額。約定日と受渡日は商品による取引時間中に市場価格で売買。指値注文が可能
購入単位金額指定・口数指定。最低額は販売会社による売買単位は銘柄・取引所・証券会社による
費用信託報酬、購入時手数料、その他費用を確認経費率に加え、売買手数料・スプレッド・為替費用を確認
積立金額指定の自動積立を利用しやすい対応サービスや金額指定の可否は証券会社による
分配金の再投資再投資コースの有無・条件は商品と販売会社による現金受取後の再投資方法や自動化の可否を確認
償還・運用終了有期限・無期限がある。繰上償還の可能性もある無期限のものもあるが、上場廃止・信託終了の可能性がある
運用方法インデックス型・アクティブ型があるインデックス型・アクティブ型がある
向きやすい使い方毎月決まった金額を自動で積み立てたい取引価格を指定したい、日中に売買したい
一般的な違い。具体的な費用・売買単位・サービスは目論見書と証券会社の案内で確認してください。

最低限の違いをピックアップしただけでも結構な特色の差が見えてきたと思います。

日本では圧倒的に投資信託がメジャーで、初心者にもとっつき易く、NISAやiDeCoでもお馴染みだと思います。

一方ETFは、中身は投資信託ですが扱いは株式ですので、少し敷居が高いイメージがあるかもしれません。

しかし多くの投資初心者を取り込んでいる楽天証券でも、2021年12月から米国ETFの自動積立やポイント投資が可能になるなど、間口が広がりました。

じわじわとETFへの関心が高まってきているように感じます。

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投資信託とETFの具体的な商品比較

ETFの値動きイメージ

どんな時に投資信託を買い、どんな時にETFを買うのが良いのでしょうか。

具体的な商品を例に挙げて比較してみますので、自身の投資スタイルに合わせて考えてみましょう。

S&P500に投資したい場合

米国株インデックス投資の中でも非常に人気の高いS&P500ですが、投資信託でもETFでも投資を行うことが可能です。

投資信託であれば、以下のような商品が代表的なものになります。

  • iFree S&P500インデックス(大和アセットマネジメント)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(三菱UFJアセットマネジメント)
  • つみたて米国株式(S&P500)(三菱UFJアセットマネジメント)
  • NZAM・ベータ S&P500(農林中金全共連アセットマネジメント)

一方ETFでは以下のような商品があります。

運営元は世界3大運用会社と称される巨大グループ達です。

  • VOO(Vanguard 500 Index Fund ETF)

   運営:Vanguard

  • SPY(SPDR S&P500 ETF)

   運営:State Street

  • IVV(iShares Core S&P 500 ETF)

   運営:Blackrock

同じS&P500を追う商品でも、費用、配当の扱い、税金、為替、指数からの乖離により成績は異なります。米ドル建てETFと円建て投資信託は、通貨と配当再投資の条件をそろえて比較します。

毎月同じ金額を自動で積み立てたいなら、金額指定の積立に対応した商品が便利です。ETFでも積立サービスを提供する証券会社がありますが、注文単位や端数の扱いは確認しましょう。日中に指値で売買したい場合はETFが選択肢になります。

ただ、このようにメジャーなインデックスに投資するだけであれば、初心者の方はわざわざETFを選ぶ必要性は低いと言えるでしょう。

ノーロードは通常、購入時手数料がないという意味です。保有中の信託報酬などまで無料にはなりません。投資信託もETFも、購入・保有・売却の費用を分けて比べます。具体例はVOO・SPY・IVVの費用と注文方法をご覧ください。

NASDAQ100に投資したい場合(レバレッジなし)

NASDAQ100も、米国株の代表的な指数の一つです。ただし、S&P500とは業種配分や銘柄の集中度が異なります。過去の好成績が、その後も続く保証はありません。

こちらも、投資信託でもETFでも投資を行うことが可能です。

投資信託であれば、以下のような商品が代表的なものになります。

  • iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(大和アセットマネジメント)
  • eMAXIS NASDAQ100インデックス(三菱UFJアセットマネジメント)
  • インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)(日興アセットマネジメント)

一方ETFでは以下のような商品があります。

  • QQQ(Invesco QQQ Trust Series 1)

   運営:Invesco

  • 2568(上場NASDAQ100米国株(為替ヘッジなし))

   運営:日興アセットマネジメント

国内上場のNASDAQ100連動ETFと米国上場ETFを比べるときも、知名度や純資産だけで決めないことが大切です。売買通貨、為替ヘッジ、分配金、費用、スプレッドを確認します。円で買うETFでも、為替の影響がなくなるわけではありません。

NASDAQ100に投資したい場合(レバレッジあり)

NASDAQ100の投資信託と言えば、本サイトを良く読まれる方にはお馴染みの『レバナス』があります。

レバナスを公式愛称にしているのは2021年11月に登場した後発品『楽天レバレッジNASDAQ-100』で、2018年から一部の投資家がレバナスと呼称していた先発品が『iFreeレバレッジNASDAQ100』です。

似た名前のレバレッジ商品でも、費用、為替ヘッジ、運用方法が異なります。レバナスの比較で項目を整理し、最後は各商品の最新の目論見書を確認してください。

レバナスはレバレッジ倍率が2倍ですが、レバレッジが3倍の商品もあります。

  • iFreeレバレッジ NASDAQ100(大和アセットマネジメント)2倍
  • 楽天レバレッジNASDAQ-100(楽天投信投資顧問)2倍

一方ETFでは以下のような商品があります。

  • QLD(ProShares Ultra QQQ)2倍

   運営:ProShares

  • TQQQ(ProShares UltraPro QQQ)3倍

   運営:ProShares

レバナスとQLDの比較記事で、日本で買うならどちらがおすすめか、その判断基準について詳しく解説しています。

米国ETFの取扱いは証券会社や口座によって異なります。TQQQなどを購入できるかは、利用先の最新案内で確認してください。日本の3倍商品については、auAMトリプル・NASDAQ100為替ヘッジ無しの公式資料と、レバナス・TQQQとの比較記事にまとめています。

償還期限とは、その日を迎えた時に強制的に償還(売却)され、運用を終える事を意味します。

場合によりその期限が延長されることもありますが、原則としてこの日で運用を終えることになります。

信託期間が無期限でも、繰上償還される可能性はあります。また、日次レバレッジ商品を長期間持った成績は、指数の期間騰落率を単純に2倍・3倍した値にはなりません。期限の有無と、長期保有に伴うリスクは分けて考えましょう。

3倍レバレッジと償還期限を確認する

「非上場の投資信託は有期限、ETFは無期限」と形だけで区別することはできません。購入前に確認するのは、信託期間、繰上償還の条件、日次の運用目標です。

ETFも、上場廃止や信託の終了に至る場合があります。JPXのETFリスク解説にも記載があります。無期限は「運用が永久に続く保証」ではありません。

3倍レバレッジETFには、NASDAQ100以外の指数や業種を対象にした商品もあります。購入可能な銘柄や取引条件は証券会社ごとに確認してください。

以下は異なる市場・業種を対象とする商品の例です。同じ3倍でも投資対象が違うため、過去の上昇率だけで横並びに選ぶことはできません。

  • SOXL(半導体関連銘柄に集中投資、GAFAM含まず)
  • WEBL(インターネット関連銘柄に集中投資)
  • TECL(テクノロジー関連銘柄に集中投資)
  • SPXL(S&P500)

これらの商品については以下の記事で詳しく紹介・解説しているので参考にされて下さい。

インデックスを上回る投資成績を目指したい場合

アクティブ運用は、非上場の投資信託だけのものではありません。日本でもアクティブ運用型ETFが上場しています。ETFはすべてインデックス連動、という理解は正確ではありません。

バリュー株、グロース株を巧みに入れ替え、ファンドマネージャーの手で最大限の値上がりを目指してポートフォリオを組み替えながら運用します。

ひふみプラス(レオス・キャピタルワークス)などが有名で、インデックスを上回る運用成績を示すシーンも見て取れます。

アクティブファンドを選ぶなら、手数料控除後の成績を、適切な比較対象と複数の期間で見ます。アクティブとインデックスの比較も参考になりますが、「どのアクティブファンドも必ず負ける」と断定することはできません。

過去に指数を上回ったファンドを見つけることと、これから上回るファンドを選べることは別です。選択時には、運用方針、費用、保有銘柄の偏りを確認しましょう。

PR|価格・販売状況・型番・付属品は各販売ページでご確認ください。

あくまでポートフォリオの一部に、リスクを取って入れておくくらいの心構えでいる事をおすすめします。

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投資信託に組み入れられているETFの存在

投資信託の中身のイメージ

投資信託は株式や債券のまとめパックと紹介しましたが、そこで言う株式の部分が実はETF、という商品もいくつか存在します。

有名なのは以下の2商品です。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天投信投資顧問)
  • 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)(楽天投信投資顧問)

USA360はVTI(ETF)と米国債券との組み合わせで、債券部分にレバレッジを掛けた商品です。

詳細は以下の記事をご覧下さい。

広く分散投資する商品をETFとして組み入れることで、運用管理も手間が省けます。

今後もこのような商品は増えてくると思われます。

終わりに

ETFも投資信託の一つですが、売買方法と費用のかかり方が違います。どちらかが常に有利というより、投資対象をそろえたうえで、自分の積立方法と取引条件に合うものを選ぶことが大切です。

本サイトで紹介する数々の投資信託やETFの説明の基盤となる概念ですので、良く分からなくなったら再度この記事の比較一覧表を参考にしてみて下さい。

証券会社を選ぶ際は、積立の対応商品、最低購入額、売買・為替の費用、分配金の扱いを確認してください。ポイント制度だけで決めず、制度が変わっても使い続けられるかを考えましょう。

例えば月1万円を積み立てる場合、定額100円の購入費用なら毎回1%です。一方、年0.1%の保有費用は100万円を1年間保有すると概算1,000円。かかる時点と元になる金額が違うため、率の数字だけを比べないようにします。これは計算用の仮定で、特定商品の費用を示すものではありません。

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Amazonのアソシエイトとして、Y-bowは適格販売により収入を得ています。

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