2026年10月11日更新:制度・商品条件を公式資料で見直しました。図表の基準日と計算条件は、それぞれの箇所に記載しています。
全世界、全米、S&P500。どれも株式に広く投資するETFですが、対象は同じではありません。直近の成績だけで選ぶ前に、どの市場を持ちたいかを確認しましょう。
| ETF | 主な投資対象・指数 | 年率経費率 |
|---|---|---|
| VT | 全世界の大型・中型・小型株/FTSE Global All Cap | 0.06% |
| VTI | 米国の大型・中型・小型株/Morningstar US Total Market | 0.03% |
| VOO | 米国の大型株中心/S&P500 | 0.03% |

VTIの名称変更は、投資方針の変更ではない
VTIは2026年7月29日に「Vanguard Morningstar Total Stock Market ETF」へ名称が変わりました。指数もCRSP US Total MarketからMorningstar US Total Marketへ改称されています。ティッカーVTI、投資方針、指数の構築方法、経費率は、この名称変更では変わりません。
全世界にも米国株が入っている
VTは米国を含む全世界株式です。VTIは米国市場、VOOはその大型株中心の市場です。VTとVTIを半分ずつ持つと、米国への配分は50%を超えます。投信の本数を増やすことと、投資先の分散は別です。
国内の「オルカン」など全世界投信がすべてVTを買っているわけではありません。指数や実際の保有方法が違うため、ETF名だけで国内投信の中身を決めつけないことが大切です。
同じ基準日の成績を比較する
以下は、2026年6月30日付の公式ファクトシートで条件をそろえた過去成績です。2026年10月の最新月末値と称する表ではありません。米ドル建て、NAVベース、分配金・キャピタルゲイン分配の再投資、税引前、ファンド経費控除後です。円での手取りとは異なります。
| ETF | 過去1年 | 過去5年・年率 | 過去10年・年率 |
|---|---|---|---|
| VT | 24.28% | 10.89% | 12.82% |
| VTI | 23.16% | 12.24% | 15.04% |
| VOO | 22.28% | 13.36% | 15.47% |
円での資産形成では、為替と買い方も見る
いずれも米国上場ETFです。円の評価額はETFの値動きとドル円の両方から影響を受けます。経費率の差だけでなく、取引手数料、為替交換、スプレッド、分配金の再投資や税も考えます。
NISAはETF一律対象外ではありません。成長投資枠の対象と販売会社の取扱いを個別に確認します。国内投信なら少額の金額積立を利用しやすい場合がありますが、指数と費用を確認して選びます。
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参照資料・確認日
制度・商品情報は2026年10月11日に確認しました。目論見書の使用開始日と、図表の計算条件は各箇所に記載しています。


コメント
コメント一覧 (2件)
[…] VT・VTI・VOOの違い / ETFの手数料無料の条件 […]
[…] 米国株式全体となると、ETFで言えばVTIの中身が並ぶことになります。 […]