私もインデックスの遅さには散々悩まされ、調べに調べました。
結局は良質な記事を書き、頻繁に更新し、被リンクを増やし、検索エンジンから一目置かれるようになるのが正解なのでしょう。
特に検索流入の大部分を占めるGoogleに素早くインデックスされるためには正攻法が一番です。
しかし、それ以外にも自己主張する手立てはあり、対応しておいて損は無いどころか実際にクロール頻度が上がり、インデックスされるまでの期間が短縮される効果も確認出来ました。
そこでこの記事では、基本的な項目に加えて見過ごされがちな対処法をまとめて紹介します。
全ての項目を同時に行うことで構いませんので、インデックスが遅いと感じたら試してみて下さい。
- ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
- 毎日更新 250記事/8ヶ月達成(2021.9〜)
- Cocoon→SWELLに乗り換え
- 本業/副業/子育ての合間でブログ作成
- FIRE可能な資産あり、好きで働いてます
サイトマップ送信とパーマリンク最適化
先ず初めに、Googleが推奨している事は全て対応しておきましょう。
- サーチコンソールでサイトマップを送信する
- SNSでの発信や被リンクの獲得を行う
- パンくずリストの設置や内部リンクを行う
- 記事のURLは英単語で構成する
根拠は以下の通りです。
クロールされて検出されなければ、インデックスはされません。
クロールでの問題
Search Console helpより
Google がページをインデックスに登録するには、まずそのページを検出する必要があります。Google がページを検出できるようにする主な方法は次のとおりです。
サイトマップを送信します。 これにより、クロールしてほしいページを Google に正確に伝えます。多くのウェブサイト ホスティング サービスでは、自動でサイトマップが作成、送信されるため、自分で行う必要はありません。ホスティング サービスのドキュメントを参照して確認してください(「サイトマップ」で検索)。
サイトの周知に努めます。Google は、既存のサイトから新しいサイトを検出します。
サイト内を網羅するリンク ナビゲーションを設定します。トップページから 1 つまたは複数のリンクを辿って、サイトのどのページにもアクセスできるようにします。アクセスにユーザーの操作が必要なリンクや、標準ではないリンク技術を使用したり、メディア ファイルなどの複雑な技術にリンクを埋め込んだりしないでください。
トップページのインデックス登録リクエストを送信します。ページ間のリンクが適切に設定されている場合は、トップページからすべてのページを検出できます。
URL パスやページ名ではなく URL パラメータを使用しているサイトはクロールしにくい場合があります。ページの URL が「example.com/petstore/zebra」である方が、「example.com?page=1234」である場合よりも検出しやすくなります。
特に4つめ、パーマリンクをIDや日付などにしてしまっている方は改めるべきです。
設定変更はURLの変更になりますので、301リダイレクト設定をしなければSEO上は問題になります。
一括で対応可能なプラグインがありますので、以下の記事を参考に挑戦してみて下さい。
見落とされがちな対応
Googleが公式に言及しているにも関わらず、特にブログ開設直後の初心者には何のことだか分かり辛い項目です。
効果は確実とは言えないまでも、対応しておいて損は無いものばかりですので、インデックスが遅いと感じているのであれば参考にして下さい。
プラグイン『pubsubhubbub』
インデックスをプラグインで促進することが出来ます。
WebsubはGoogleが今もなおサポートしているかどうか定かではありませんが、かつては確実にサポートしていました。
少なくともこのプラグインを導入することに大きなデメリットはありませんし、特別な設定も不要ですので、使ってみることをお勧めします。
GoogleにPing送信
Ping送信は更新情報の通知ですので、出来る限り行っておきましょう。
ただし、闇雲にPing送信しまくればいいわけではなく、適切に節度あるPing送信が肝要です。
送信し過ぎはスパム扱いされ兼ねませんので、そうなっては本末転倒です。
お勧めはPingoo!を利用することです。
一括でPing送信を行ってくれますし、スパム扱いされないように捌いてくれます。
RSS/Atomフィード送信 byサーチコンソール
フィードの送信はサイトの更新情報のみを伝える仕組みで、Googleも推奨しています。
サーチコンソールでのサイトマップ送信は、多くの方がxml.形式の送信のみを行っているようです。
インデックスを早める効果がどの程度かを推し量るのは難しいですが、クロールは促進される実感があります。
フィードに含む記事数はWordPressの『表示設定』にある『RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数』で調整出来ます。
デフォルトの10で全く問題無いと思いますが、多くても問題ありません。
フィードリーダーでサイトをチェックしている読者がどれだけ存在するのかは分かりませんが、メインはGoogleに情報を伝えることですので。
表示速度の改善
サイトの表示速度が遅いとクローラーに嫌われます。
表示速度を改善する方法はいくらでもありますので、以下の記事を参考にされて下さい。
手っ取り早いのは速度に優れるテーマを導入してしまうことです。
忘れずに行っておくべき基本的事項
最後に、様々なサイトで言及されていますので見落とす事は少ないと思いますが、効果は小さく無いので必ず検討しておくべき事項を挙げておきます。
URL検査・インデックスリクエスト
Googleサーチコンソールで出来る対応です。
ページごとのURLを個別に調べ、インデックスされていなければ登録をリクエストすることが出来ます。
リクエストすれば必ずインデックスされるというものでもなく、またどれくらいでインデックスされるのかもまちまちです。
期待し過ぎず、取り敢えず記事を更新したらリクエストしておきましょう。
更新頻度・記事の品質
サイトの更新頻度は高い方が良く、当然のことながら記事の品質は高いに越した事はありません。
記事数が多い場合、品質が低くあまり読まれない記事はサイト全体の足を引っ張る可能性もあります。
いつまで経ってもインデックスされないような記事がある場合には、いっそ削除するか他の関連記事と統合するなどの整理を検討してみると良いでしょう。
被リンク・内部リンク・サイト構成
クローラーはリンクを辿ってサイト内の記事を見つけていきます。
トップページから各記事にアクセスする分かりやすいルートが存在していればあまり心配は要らないと思いますが、サイト作成に不慣れな内は基本に忠実にデザインしておく方が良いでしょう。
まとめ:インデックス対策
新しく記事を挙げてもインデックスされなければ誰にも検索して見つけてもらうことが出来ません。
出来るだけ早くインデックスしてもらうために取れる策をまとめました。
- xmlサイトマップを送信する
- パーマリンクを適切に設定する
- プラグイン『pubsubhubbub』を有効化する
- GoogleにPing送信する
- RSS/Atomフィード送信する
- 表示速度を改善する
- URL検査/インデックスリクエストを行う
- 更新頻度を高める
- 記事の品質を高める
- 被リンク・内部リンクを適切に増やす
- サイト構成を整える
全てやったところで、今すぐインデックスされる保証はありません。
しかし、Googleに見つけてもらえる可能性を少しでも高め、認めてもらえるように『出来る事は全てやる』ということが重要です。
記事の品質はある程度書いていかないと感覚的に分かり辛いことでもありますが、フィード送信やプラグインの有効化などは簡単に出来ることですので直ぐに済ませてしまいましょう。
少しでも有益な記事が世に出ることを願っています。
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