この記事でお伝えすることは、『投資は大事です』ということです。
自粛期間中の金策についての内容ではありません。
投資さえしてきていればお金の心配は一切無かった、と思えることが投資を始める大きなきっかけになるかも知れません。
- お金は汗水流して稼ぐもの
- 働かずに儲けるのは悪いこと
- 投資はギャンブル
未だに日本人はそんな考え方が横行している悲しい国です。
別にそれをひたすら続けても良いですが、事業が傾いた時にだけお金が無いと騒ぐのはナンセンスです。
これは事業がカツカツの場合や、始めて間もない場合などを除き、十分に余裕があるにも関わらず現金や預貯金で保有していたがために資金の枯渇を招くケースに対して言っています。
はじめに
仕事が辛く、売上も上がらず、自粛にも疲れた多くの方々を見るにつけ、投資をしてこなかった大きなツケを払っているように思えてなりません。
本稿はこのブログ開始直後に作成された概論です。
投資に馴染みの薄い日本人に向けて、前向きに取り組むことを後押し出来ればと考えています。
学んでいこうと思えた方は以下に多くの記事をまとめていますので、是非勉強の一助として頂ければ幸いです。
なぜ投資をしないのか?
すでに投資をされている方は、あまり心配していません。
動き出せたのなら自主的に前に進めると思いますので。
問題は、投資に無関心かあるいは後ろ向きな考え方を持っている場合です。
本当に投資に疎い日本人
2021年には、長らく停滞してきた日本株も再びバブル後の最高値を更新しました。
なんでそんなに上がっているの?景気良いの?実感無いんだけど。。。
またお金持ちがさらにお金持ちになっただけでしょ?
そんな感覚が一般的では無いでしょうか。
投資と距離を置く多くの方々は、あるいは『今だけでしょ、また下がるでしょ、今さら買うのは危ない』と思うかもしれません。
結論を言いましょう、それは間違っています。
『投資しないものが損をする』という潮流が出来上がってしまっているからです。
投資の捉え方については“知らないと相対的に損をする” 投資の考え方を改めよう!を参考にされて下さい。
富裕層だけ特をしているとか、コロナで経営が厳しいとか、世の中が不条理に映るというのは、それは自分自身で選択したことの結果です。
結果を変えたいのであれば、本気で投資を勉強するべきだと思います。
そうしないから、あるいは国もそれを周知するのが下手だから、こんな結果になってしまっているのだと思います。
NISAの仕組みは確かに良く練られたものですが、投資が何かも分からないほとんどの国民に投げかけるには余りにも説明不足と感じざるを得ません。
また例えば三菱UFJ銀行資料の2ページ目には、他国とのその歴然たる差が示されています。
相対的にどんどん貧しくなる国、日本。
そこにいて貧困に飲み込まれないようにするには、投資が強い武器になります。
そして、この記事で私がお伝えしたいのは、コロナの影響で事業が不安定になったとしても、投資が「第二の仕事」になっていれば不安も軽減すると言うことです。
投資の背中を押す
勉強の入り口に立ってみようと言う方は、両学長さんのHPやYoutubeをご覧頂くのが手っ取り早いかも知れません。
参考にされている方も多いようで、私の周りにも情報源としてお世話になっている人を見かけます。
めちゃくちゃ良い勉強になると思います。
本ブログでも度々引用させて頂きますので、是非チェックしてみて下さい。
“投資は分からない”は最大の敵:長期積立投資の考え方にも書いていますのでこちらも参考に。
本当に日本は投資に関心が薄い事を憂いています。
日本株が上がっているのも海外投資家からの買いが大きな要因になっているほどです。
一体、日本国民は何をやっているんでしょうか。
なぜこんなに憂いているのか?
資金力の無い国での資金調達が大変だからでもあります(苦笑)
先進国の間で一人負けの様相を呈している日本、これでは優秀な研究者や起業家も海外に流れます。
それもそんな時代と言ってしまえばそれまでですが、その意識を持てない方が多くいるのは寂しい限りです。
ご存知の方も多いでしょう、しかし手に取ってみた方はそう多くはないかもしれません。
取り敢えず読んでみて下さい。
- 「日本の初任給はスイスの3分の1以下」
- 「日本のディズニーの入園料は、世界でもっとも安い水準」
- 「港区の平均所得1200万円はサンフランシスコでは『低所得』」
投資を始める気になったら
あまりに投資に関する知識が無さすぎて、いざ投資を始めようと思っても動けない人も多いでしょう。
実際はかなり簡単なんですが。
投資を始める時の注意点
始めるのは簡単です。
始める気になれたら勝ちだと思って良いと思います。
それほど日本人は投資から離れてしまっている現実があります。
注意点一つ目は、『生活費まで注ぎ込んではいけない』ということです。
いわゆる生活防衛資金というものは確保しておかなければなりません。
明日の生活さえ危ぶまれている状況の方には流石に投資を勧めることは出来ません。
すぐさま換金出来る訳ではないですし、価格変動するものが対象ですので。
二つ目は、甘い言葉に踊らされて『販売者にばかり好都合な商品』を買わせられないことです。
これは一見すると素人には難しいように思うかもしれませんが、大丈夫です。
ネット証券会社で講座を立ち上げたら、早速投資信託を探しましょう。
金融機関の窓口で商品を紹介されるのと異なるのは、ネット証券では取り扱い商品が幅広く数も多い上に、『ランキング』を参考にすることができるのです。
よくインデックスタイプとか、S&P500とか、手数料が低いものとか言われたりもしますが、買い付け/積み立て設定ランキングの上位にはそのようなものが多く並びます。
そうしてスタートしてしまえば、自身の資産が変動することから関心もより高まり、勉強意欲にも繋がります。
そうなれば自然と自分の理解に基づいて設定も細かくいじれるようになるでしょう。
大和レバナスも楽天レバナスも、少額からの積立OK
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始めたら気をつけたいこと
狼狽売りをしないこと、これに尽きます。
狼狽売りとは、値下がり時点で焦って売ってしまうこと。
これ以上損をしたくない、という考えからついつい売ってしまうのです。
そんなことはしないと心に決めていても、多くの投資家達が泣かされてきています。
ホールドし続ける、積み立てし続ける、これが鉄則であり最難関でもあるのです。
だからこそ、値動きに慣れ、ホールドする感覚を身に付ける意味でも、少額でも良いからとにかく始めることが大事だと考えます。
ゴールを設定する
積立し続ける、と聞くと最後まで持ってて換金はいつするの?と思われるかもしれません。
私がオススメするのは、長期(10-20年あたりを目安)積立て後に一定割合ずつ取り崩すというもの。
始めてみれば分かりますが、長期的には毎年のように運用益が出ます。
投資対象によって異なりますが3〜10%と見積もられることが多いでしょう。
一部のレバレッジを効かせた投資信託ではさらに高いリターンが期待されます。
細かなシミュレーションはここでは行いませんが、見てみたい方は以下の記事をオススメします。
また、大変参考になる解説をされている方がいらっしゃるので動画をご紹介します。
風丸さんのチャンネルです。
この記事を、この動画を見て、少しでも気持ちが動いたのなら即行動に移しましょう!!
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