アドセンスに合格した後も、収益を伸ばそうと悩みは尽きません。
記事内容を磨き、まずはアクセス数アップを目指すのが大事なのは百も承知の上で、少しでもアドセンス収益を向上させるための広告の貼り方を解説します。
最も収益を上げられる設定は、当サイト(投資とブログ運営、子育てを軸にした雑記ブログ)の場合は以下の通りです。
・自動広告はON
・ただしページ内広告はOFF
・要所に手動で記事内広告とディスプレイ広告
原理的には多くのサイトに当てはまると思いますので、先ずは2週間程度様子を見てみると良いと思います。
- ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
- 毎日更新 250記事/8ヶ月達成(2021.9〜)
- Cocoon→SWELLに乗り換え
- 本業/副業/子育ての合間でブログ作成
- FIRE可能な資産あり、好きで働いてます
使い易いアドセンス広告の種類
アドセンス広告には広告ユニットと呼ばれる広告の種類が複数あります。
使い分けることを前提に用意されているものですが、ブログで効果的に活用するためには『ディスプレイ広告』と『記事内広告』のみで十分です。
アドセンス広告は日々進歩しており、これらの広告はPC表示とスマホ表示のサイズに合わせてサイズ調整もされますので、配置しておくだけで自然に表示されます。
インプレッション報酬(表示されることで収益発生)とクリック報酬(クリックされることで収益発生)の2パターンの広告がありますが、それらは自動的にGoogleが選択します。
アフィリエイト報酬(クリック先で売り上げが発生した時に収益発生)のパターンはアドセンスにはありません。
広告を貼るおすすめ位置
クリックされることに重点をおいて配置を決めることになります。
一般に以下の配置はクリック率が高くなることが知られていて、この中から記事を読むことを邪魔しないギリギリの広告数で調整することが求められます。
タイトル下
目次前
目次後
記事内(h2タグ前)
記事後
サイドバー
記事後とサイドバーにはディスプレイ広告がおすすめで、それ以外の位置には記事内広告がおすすめです。
目次前は目に付きやすくクリック率も上がりますが、一方でここでクリックされることは記事を読まれないことにも繋がります。
ただ、様々なブログを読んでいて直感的に感じることとして、目次前後の広告と記事中、記事後に表示される広告とは内容が類似(同じことが多い)しており、記事を読んでいる間に複数回目に触れることで最終的にクリックに繋がることが考えられます。
そう考えると、目次の前に広告が表示されているタイプの方が自然に広告が目に入り、かつ目次が次に飛び込んでくるので自然と記事内容に誘導される流れが出来ます。
広告内容は認識しつつ、それがもし気になれば記事の中で読者の悩みが解決したタイミングで再び現れた広告をクリックすることになるでしょう。
それを狙ってh2タグの前、つまり話題が切り替わる要所要所に広告を配置しておくことが効果的だと思われます。
テーマ『SWELL』ではデフォルト設定でアドセンス広告をショートコード で簡単に挿入出来ますので、過去の記事の修正も簡単です。
サイドバーへの広告設置はそれほど効果的とは言えませんので、お好みで。
その理由は、多くの読者がスマホでのアクセスとなった現在ではサイドバーの内容は記事下に追いやられますので、目に付く機会が圧倒的に低下しているためです。
ただし、PCで閲覧される機会が多いジャンルの場合はその限りではありません。
例えば当サイトのブログ運営関連のtips記事などがそれです。
PCでWordPressの作業をしながら閲覧されるケースが多々ありますので、そのような場合にはサイドバーの広告も有効です。
尚、一般にクリック率が高いことで知られる記事後の広告ですが、問題は最後まで読んでくれるか、読まないにしてもスクロールして表示してもらえるかどうかです。
その意味でも、内容を有益なものにしておかなければなりません。
読者が記事のどの位置で離脱してしまったか、どこまで何%の読者が読んでいるのかを把握する方法があります。
これもテーマ『SWELL』を使えば簡単で、SWELLボタンはページ表示回数あたりのボタン表示回数をモニターすることが出来ます。
このような機能を利用して、記事内容を広告クリック率向上に活かしましょう。
自動広告の是非
自動広告は読者にとって邪魔なだけ、百害あって一利なしのように切り捨てられることがしばしばあります。
本当にそうでしょうか。
確かに、自動広告では目障りな位置に広告が現れることが多々ある上、自動広告をONにすることをGoogleが推奨する大きな理由はデータ収集なのでしょうが、しかし実際に有効な機能でもあります。
特にアンカー広告(表示画面の上下に固定される広告)と全画面広告(ページ切り替え時に表示される広告)は個別に設定することが出来ず、利用するには自動広告をONにしなければ表示されません。
これらは確かに是非は分かれるところですが、記事を読む上で直接的に邪魔をしない広告ですので、効果的に利用したいところです。
そこでおすすめの設定は以下の通りです。
自動広告はON
記事内広告はOFF
自動広告の設定の中に、記事内に表示される自動広告をOFFにする設定があります。
記事内広告をOFFにするということは、もはや何が自動なのか分からないレベルですね。
実質、アンカー広告と全画面広告のみの設定になります。
上で紹介したように記事内や記事下には手動で広告を貼りますので、その付近には自動広告は表示されなくなります。
サイドバーにも手動で配置しておけば、意図しないような巨大な広告がサイドバーに自動で出現することもなくなります。
そうすることで、記事を読む上では邪魔にならない最適な位置に手動で広告が貼られ、アンカー広告と全画面広告だけは自動広告としてGoogleにお任せすることができるようになります。
アドセンス自動広告と手動設定の併用:まとめ
アドセンス広告はアフィリエイト収入を得るための試金石的に言われることもありますが、情報発信のおまけで得られるにしてはそこそこの収益を発生させてくれるものです。
大した金額を生まない割にその審査基準が厳しいとも言われるアドセンスですが、特に初心者にとっては良い目標にもなり、かつ合格の暁にはモチベーション維持に大きく貢献してくれる日々の収益を生んでくれます。
何を目的に運営するブログであっても、まずはアドセンス広告で収益を上げる経験をしておくことは極めて重要と思います。
アドセンス審査に合格するまでに初心者が気を付けるべきポイントについて、私の経験をもとにまとめた記事がありますので、落ち続けている方はぜひ参考にしてみて下さい。
また、Googleから住所確認通知とデポジット入金が発生する収益累積1,000円を迎えるまでの運営状況については、以下の記事をご覧ください。
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