月間PV数が5000になった日のデータ
記事数 :125
更新頻度:毎日
所要期間:4ヶ月
ドメインパワー:4.9
全くの初心者が月間5,000PVまでブログを育てるのにどのような経過を辿ったのか。
毎日更新し続けること4ヶ月、全然読まれることの無かったブログが毎日100〜200PVを集められるようになり、アドセンス収益も安定して得られるようになりました。
TwitterをはじめとしたSNS集客はほとんど行っていません(ブログ開設後しばらくアカウントを持っていませんでした)。
一般的によく言われるような“3ヶ月を越えるとアクセスが集まる”を体現したブログとはどんなものなのか、2021年9月にスタートのケースレポートとして参考にして頂ければと思います。
- ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
- 毎日更新 250記事/8ヶ月達成(2021.9〜)
- Cocoon→SWELLに乗り換え
- 本業/副業/子育ての合間でブログ作成
- FIRE可能な資産あり、好きで働いてます
PV数と検索流入の推移
ブログ開始直後は当然のことながらほとんど読まれることはありませんでした。
記事のジャンルも定まっておらず、いわゆる集客が可能な記事は存在していませんでした。
もともと子供の心疾患の記録用にと思い立って始めたブログなのですが、子育てと子供世代の生活をより豊かにするための副業と投資に関する発信サイトに移り変わっていきました。
PV数も検索流入数も右肩上がりになっていますが、上がり始めたのは2ヶ月以上が経過してからでした。
それまでの試行錯誤は50記事までのレポートにまとめていますので、本当に初期の頃の様子をご覧頂けます。
流入経路の確保
ブログ開設初期の頃は検索でヒットするような事がなかったため、僅かながらTwitterからの集客を行なっていました。
SNS集客
ブログを開設してから2週間ほどしてからTwitterアカウントを作ったため、スタートダッシュとはいかず『自分の文章を見てもらう』ことに慣れる程度のものでした。
次第に検索ワードを意識するようになり、Googleへのインデックスも進んで、ドメインパワーも0を脱却して2.0になった頃から検索流入が増えてきました。
100記事/3ヶ月の更新を続けてきた成果は以下の記事に詳しくまとめていますが、収益化が出来るようになってきたのもこの頃からです。
意識的に被リンクの獲得も行ってきました。
ただ、月間PV5,000になるまでに機能してくれている被リンクは以下の2つだけです。
その他、ペライチやHTML名刺を始めとした多くのサイト(ドメインパワー高め)にリンクを行ってきましたが、そのおかげでドメインパワーが一気に上がるようなことはありませんでした。
良く聞くnoteもアカウント作成して記事にリンクを貼っては見ましたが、結局多くのブロガーが同じような行動を取るせいか被リンクとしてドメインパワー向上に寄与しない『nofollow』にされているようです。
実質的に意味のない自作リンクはどんどん評価を下げているということでしょう。
検索流入元の割合(Google|Bing|Yahoo!)
PV5,000になる頃には集客経路も様変わりしていて、最も多いのは検索流入(organic search)です。
特に多いのは皆さんの予想の通りGoogleですが、実はその次に多いのがBing、そしてYahoo!と続きます。
Bingは実に20%をも占めていて、統計的には私のブログではGoogle流入よりも直帰率が低くなっています。
お恥ずかしながらBingはブログ開始時点では全く知らない存在でした。
しかし調べてみると、Microsoftによる検索エンジンでなかなかの有名どころだそうです。
米国マイクロソフト社が開発したサーチエンジン。キーワードによる全文検索のほか、画像、動画、ニュース、地図の検索が可能。2009年より日本語版サービスも開始された。同社のポータルサイトであるMSNのサーチエンジンとしても利用されている。
weblio辞書より
Googleのサーチコンソールにサイトマップを送信してインデックスに対応している方は多いと思いますが、Bingについては対応していない方も多いのではないでしょうか。
中には検索流入の大半がGoogleなのでGoogleだけ対応しておけば良い、という意見も見られますが、おそらくサイトで扱うジャンルによっても変わってくるのではないかと思います。
当サイトでメインに取り扱う、最もPV数を稼いでいるのは圧倒的に『投資とお金』に関するカテゴリーです。
本当に圧倒的で、全体のPVのうち95%以上を占めています。
ただ、投資全般ではなく特定のインデックスや特定の商品に関する情報発信であれば十分に上位表示対策が可能です。
例えば、誰でも加速度的に資産を増やす事が可能な投資手法として紹介している『レバナス』関連は安定の人気です。
SWELLの導入
ブログ開設から70記事程度まではCocoonで書き溜めてきました。
しかし、以下3つの理由からSWELLに乗り換えました。
- 今後主流になるブロックエディターを使いこなしたい
- 表示速度を速くしたい
- Amazon/楽天の広告を確実に表示させたい
理由1は完全に主観ですが、ただクラシックエディタの廃止とブロックエディタを主役にすることはWordPressが公言している内容です。
実際にブロックエディターを使ってみると記事の作成速度は大きく改善し、作業改善は極めて快適になりました。
完全に食わず嫌いだったことと、SWELLがその機能に特化したテーマであることも大きな要素です。
理由2は実際に体感出来る程度に違います。
これらの利点に加えて、逆に気をつけるべき点もありますので以下の記事を参照されてください。
平均応答時間(サーチコンソール)
理由3は、特に『もしもアフィリエイト』の『かんたんリンク』を使った場合に、読者側の環境によってはリンクが表示されない現象が起こるため、その問題を回避するのが目的です。
大きな稼ぎに繋がらなかったとしても、商品紹介がスムースに出来るようになることでストレスが大幅に軽減されました。
広告配置の最適化
月間5,000PVだと、アドセンス収益は月間1,000円を少し超える程度です。
アドセンス合格はブログ開設後1ヶ月の頃でしたが、それ以来ずっと自動広告のみの設定にしていました。
それでも収益は上がり始めていたのですが、色々と調べているうちに手動で対応した方が良さそうであることを知り、試してみることにしました。
結論として、自動広告はONにしますが記事内の広告はOFFとしています。
アンカー広告や全画面広告はこれによって表示された状態です。
記事内の広告は手動で記事ごとに貼り付けていますが、PV数の多い記事を優先し、あまり読まれない記事については記事内広告無しの状態です。
月間PVが5,000に到達した時には、PV数は右肩上がりに伸びていることもあって1日あたり150〜300PV程度です。
その1ヶ月を切り取って見てみると以下の通りです。
アドセンス収益は1日あたり平均すると缶コーヒー1本くらいです。
終わりに
Twitterでの集客はアドセンス収益にも繋がらず、またアフィリエイトの効率も低い結果になっています。
従って、収益目的の運営であれば間違いなく検索流入を増やすことに注力すべきです。
ドメインパワーを上げることも確かに重要かもしれませんが、自分で作れる被リンクは集客には大きく寄与しないことが分かりました。
確かにまだブログ開設からわずか4ヶ月なので、それら被リンクの影響も小さいのかもしれません。
しかし、PV数がまだまだ少ないときに限って被リンクを頼りにしたくなるもので、そんな時に対して効力を発揮してくれないのも事実のようです。
先々に向けて様々なリンクを作っておくことは大事かもしれませんが、序盤はひたすらにコツコツと記事を作成し、検索流入を増やすための努力をしていくことが大切だと思います。
月間PV数が10,000になった頃にまた振り返ってみたいと思います。
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