そんな初歩的な疑問に丁寧に答えます。
そして爆益を狙うための正しい知識を付け、FIRE、そして億り人への道を浮き彫りにします。
SOXLは上場投資信託で、半導体関連に集中投資しつつGAFAMは一切含まないレバレッジ3倍の商品です。
正しく理解してポートフォリオに取り入れれば、爆発的な資産増加に一役買ってくれるかもしれません。
・どこで買えるのか
・どれだけ儲かるのか
・レバナスより儲かるのか?
気になりますよね。
過去の成績は上げるも下げるもレバナス以上、今後の成長も楽しみなハイリスクETFの一角です。
日本でも積立投資を手軽に行えるようになりましたので、是非検討してみましょう。
- 投資家・個人事業主・医学博士
- 投資歴15年 (学生時代から)
- レバナス/USA360/3倍ETFをメインに積立中
- 地銀→野村證券→ネット証券
- FIRE済み:好きで働いてます
ETFとは
ETFという言葉は、投資をある程度勉強していると聞いたことぐらいはあるかもしれません。
ETF (Exchange Traded Fund)とは、上場投資信託のことです。
すごく簡単に説明すると、様々な金融資産(株や債券など)をまとめたパック商品(投資信託)を、これまたひとまとめにして株のように上場した商品です。
一般の投資信託は組み入れ資産だけを証券化するのに対して、ETFは投資家の拠出する現物まで証券化する。
Wikipediaより
投資信託と上場投資信託、色々な観点で異なるのですが、詳細は日本証券業協会HPをご覧頂くとして、重要な部分は以下にまとめました。
この記事で紹介するSOXLとは、このETFの一つだということを先ず知っておきましょう。
↓もっと詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります(分かり易く投資信託とETFの違いを一覧表にしておきました)。
SOXLとは
国内ではレバナスなどのレバレッジ投資信託が人気を博していますが、実はそれ以上に強烈なリターンを出し続けている商品があるのです。
その一つがレバレッジETF『SOXL (Direxion Daily Semiconductor Bull 3X Shares)』で、半導体関連の企業の株式で構成された上場投資信託です。
何を言っているか分からなくても大丈夫です、必要な部分だけに絞って投資判断が出来るように分かり易く解説します。
SOXLの中身
SOXLはSOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)の3倍の値動きをするように運用されるETFとして2010年3月11日に誕生しました。
2021年8月25日からはICE Semiconductor Index (ICE 半導体インデックス)の3倍の値動きをするように運用されています。
と言っても、SOX指数とICEインデックスの中身は殆ど一緒で、IntelやNvidiaなどの半導体関連の会社の株式で構成されています。
最大の特徴と言えるのは、2000年代以降の米国株式市場を強力に牽引してきたGAFAMと呼ばれる巨大IT企業達が一切組み入れられていないことです。
組み入れ銘柄上位トップ10は以下の通りで、ジャンルとしては『Semiconductors(半導体)』関連でおよそ80%、『Semiconductor Equipment(半導体製造装置)』関連でおよそ20%です(ブルームバーグより)。
SOXLの運用成績
GAFAM抜きでこれほどの成果が出せるものか、と驚きます。
とにかくその上昇局面チャートを見てみましょう。
流石にTQQQ(レバレッジ3倍NASDAQ100)には敵いませんが、QLD(レバレッジ2倍NASDAQ100≒レバナス)には圧勝しています。
それもそのはず、半導体とはありとあらゆる機器に必要な素子である『半導体素子』の原材料で、つまりスマホにも電気自動車にもPCにも大量に使われています。
この記事を読んでいるあなたの手元にも、SOXLで運用中の無数の半導体があるということです。
GAFAMの事業を支える電子部品と言っても過言ではないでしょう、またその需要は2023年以降もどんどん増加していくことが予想されます。
何故なら、今後IoTの発展と共の生活のあらゆる場面、世界中のあらゆる地域でネット環境やハイテク整備が進み、その全てのシーンに半導体が使われるからです。
2023年現在、前代未聞の半導体不足に見舞われていますが、その解消にはまだ暫くかかるでしょう。
償還期限はある?
償還期限は設定されていません。
一部の投資信託と異なり、予め定められた運用期限はありません。
3倍ものレバレッジをかけた商品は長期投資に向かないことが一般的には指摘されますが、仮にSOXLを長期に持ち続けようと考えても償還される心配は不要です。
SOXLはどこで買える?
楽天証券やSBI証券をはじめとした多くの証券会社で取り扱いがあります。
中でも楽天証券は以下の理由でおすすめです。
楽天証券だと:
・SOXLにポイント投資が可能(2021年12月26日〜)
・株数または金額指定で積立設定が可能
リスク許容度の高い人向け
GAFAMを実に40%以上も含むレバナスと組み合わせることを考えた場合、楽天証券は大和/楽天の2種類のレバナスを選択可能な唯一の証券会社でもあります(2023年1月現在)。
大和レバナスも楽天レバナスも、少額からの積立OK
SOXL、TECLなどのETFも積立・ポイント投資が可能に(2021.12〜)
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3倍レバレッジETFの種類
SOXLがGAFAMを全く含まないにも関わらず大きな値上がりを見せていることは上で示した通りです。
実は3倍レバレッジのかかったETFは他にもいくつか存在していますので、どんなものがあるのかを見ておきましょう。
代表的な物は以下の5種類です。
ティッカー:ターゲットインデックス
TQQQ:NASDAQ100
SPXL:S&P500
SOXL:半導体
WEBL:インターネット
TECL:テクノロジー
他にも金鉱株やヘルスケアなど様々な指数をターゲットとした3倍レバレッジETFが存在しています。
ただ、以下に3倍レバレッジETFの比較チャートを掲載しますが、『上がらないチャートにレバレッジをかけても上がらない』ので、大きなリターンが見込めません。
3倍レバレッジETF比較
以前はサクソバンクを利用することでも購入が可能でしたが、あまりおすすめ出来ません(TQQQは欲しいかもしれませんが、証券会社は選びましょう)。
SOXL以外の4つのETFにはGAFAMのいずれか或いは全てが含まれます。
NASDAQ100に連動したインデックス投資との分散を考えた場合には、SOXLが最も意義深いかもしれません(GAFAMとも関連する業界ですので完全な切り分けにはなりませんが)。
SOXLはチャートからも明らかな通り、2011年3月から2021年末までの10年ちょっとの期間でその価額は10,000%以上の値上がりです。
10,000%の値上がりとは100倍を超えるリターンがあるということですから、100万円が1億円になった計算です。
仮想通貨のような一攫千金のギャンブル性のある投機、かつ雑所得に計上されて累進課税の餌食になるようなものとは違って、これほどの根拠のある金融資産でここまで値上がりするものも珍しいのではないでしょうか。
同期間でTECLは8,900%、WEBLは6,200%ですから、いずれも凄まじい運用成績です。
SPXLも2,900%近い成績ですのでリターンは大きいのですが、他の3倍レバレッジETFと比べると見劣りしてしまいます。
元となる指標であるS&P500は様々なセクターにまたがる500社もの株式に分散されていますので、中には伸びの悪いセクターがあり、そのために上昇率が抑えられていることが要因です。
インデックスの中でもNASDAQの強さが際立っているように見える要因については、レバナスが最強なのかを検証した記事を参考にされてください。
レバレッジETF: SOXLまとめ
・ETFは上場投資信託
・SOXLは半導体関連株で構成された3倍レバレッジETF
・SOXLにはGAFAMが含まれない
・2010年〜2021年で100倍以上に値上がり
・償還期限は無い
3倍レバレッジという商品は、おそらく読者の皆さんの想像以上にハイリスクな商品です。
暴落時の下落幅は凄まじく、狼狽売り必至の局面に立ち会う可能性もありますし、ボックス相場が続けばその後の上昇可能性に疑問を抱く瞬間も出てくるでしょう。
NASDAQのような指数と異なり、いわゆる“テーマ型”であるSOXLにどこまで信用を置いて投資するかは投資家個人の裁量に大きく左右されます。
ですがひとたび上昇に転じれば過去の成績からもいきなり億り人になることも夢ではありません。
個人的には、これらのハイリスク商品は投資のメインに据えるのではなく、サブで少額投資にしておくことを推奨します。
もし大きく上がってくれるのなら、少額であってもリターンは大変なものになるからです。
どうせ後悔するなら、『もっと投資しておけば良かった』くらいになるようにしておきましょう。特に様々な商品に目移りするような方は損してしまう可能性も低くありませんので。
先立つ物、種銭は副業で捻出するのもおすすめです。
少額であっても積立投資をしてお行くことはとても重要ですので、『お金が無いからまだ投資は始めない』と言う選択肢を取ることが無いように気を付けましょう。
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