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アドセンス広告のアクティブビュー視聴可能率の確認方法と向上方法

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アドセンスが伸びない
もっと収益を増やしたい

Googleアドセンスでの収益化を行っている方で、こんな悩みを抱えている方も少なく無いのではないでしょうか。

収益を上げたいならアフィリエイトの方が良いというのは間違い無いですが、好きなことを好き勝手書いていても収益化が可能というアドセンスも魅力的です。

Y-bow

私は好きです。

読まれさえすれば収益に繋がりますし、特にブログ初心者にとっては継続的に目に見える形で収益が発生するのは大きなモチベーションにもなるからです。

しかし、やってみると意外と収益化が難しいなと感じるのでは無いでしょうか。

アクティブビュー視聴可能率は重要

『見られただけ』で入る収益もある一方で、やはりクリックされなければ非効率です。

そこでこの記事では、中々クリックされない原因を調べるためのツールの使い方を説明します。

因みに本稿執筆時点の本サイト直近1ヶ月ほどの平均ページCTRは2.35%です。

ページCTR推移
プロフィール写真
Y-bow医学博士
  • ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
  • 毎日更新 250記事/8ヶ月達成(2021.9〜)
  • Cocoon→SWELLに乗り換え
  • 本業/副業/子育ての合間でブログ作成
  • FIRE可能な資産あり、好きで働いてます
目次

アドセンス広告は見られているか?

広告収入を得るには、広告が見られないことには始まりません

広告は表示されているか?

最低限、自分のサイトに広告が表示されているかどうかは確認しておきましょう。

これは大前提なので、そこに問題を抱えている方は以下の記事の方へどうぞ。

広告が読者の目に触れているか?

ちゃんとサイトに広告が表示されているのであれば、次に確認するのは読者がそれを見ているかどうかです。

これを『アクティブビュー視聴可能率』と言います。

測定可能なインプレッションの総数のうち、視認可能なインプレッションの割合です。
すべての視認可能な広告は測定可能です。広告を測定できなければ、視認性の基準を満たしているかどうかは確認できません。たとえば、サイトの広告に測定可能なインプレッションが 100 あったとします。これは、アクティブ ビュー タグが視認性を測定できたインプレッションが 100 であったことを表します。100 のうち 10 のインプレッションが視認可能と測定された場合、そのサイトのアクティブ ビューの視認性は 10% となります。

Google AdSenseヘルプ『アクティブビューの視聴可能率』より

つまり、表示された広告のうち、読者の目に触れた割合のことです。

ここで、『視聴可能』とは以下のように定義されています。

ディスプレイ広告は、面積の 50% 以上が画面に 1 秒以上表示された場合に視認可能と見なされます。
242,500 ピクセル以上の大きなサイズのディスプレイ広告の場合は、面積の 30% 以上が画面に 1 秒以上表示されると視認可能と見なされます。
動画広告は、面積の 50% 以上が画面に表示された状態で 2 秒以上再生された場合に視認可能と見なされます。

Google広告ヘルプ『視認性とアクティブ ビュー レポートの指標について』より

画面を素早くスクロールしたり、目次をクリックして記事の下方にジャンプしたりすれば、一瞬広告が見えるかも知れませんがそれは『視聴可能』では無かったと判断されます。

アクティブビュー視聴可能率の確認方法

アドセンスの管理画面では様々なパラメーターを確認することが出来ます。

この記事で紹介するアクティブビュー視聴可能率も、その他のパラメーターと同様に確認が出来ますので、以下の手順に沿って一度自分のサイトの成績を振り返ってみましょう。

各種レポートはメイン画面の左側にあるメニュー『レポート』から表示が可能です。

他にもレポートに飛べる箇所はありますが、ここから入るのが最もポピュラーかと思います。

アドセンスのレポート画面への入り口

表示させることの出来るパラメーターは多岐に渡りますが、表示させる期間も自由に指定することができます。

以下の通り、表示させたい期間と、重ねて比較表示させたい期間とを指定出来ます。

レポート表示期間の指定
クリックで拡大出来ます

表示させたいパラメーターも個別に指定出来ます。

CPC(Click Per Cost:クリック単価)とページCTR(Click Through Rate:PVあたりクリック率)を確認しておくことをお勧めします。

レポート表示させるパラメーターの指定

これでアドセンス広告全体の傾向を知ることが出来ます。

また、広告ユニットごとのデータを確認することも出来ます。

記事上に設置しているスクエア広告や、記事下のマルチプレックス広告、記事内広告など個別にチェックすることで改善点を洗い出すことが出来ます。

例えば記事下の広告のアクティブビュー視聴可能率があまりに低い(5%程度に満たない)場合には、もししっかり読んでほしい記事なのであれば改善の余地があるかもしれません。

アフィリエイトがメインの記事で、記事下にだけアドセンス広告をオマケ的に貼っている場合などはその限りではありませんが。

広告ユニットごとの分析

作成した広告ユニットのリストの並びにレポート表示のアイコンがありますので、ここをクリックして先ほど表示させたようにカスタムします。

広告ユニットごとの成果を確認する方法

これで、自分のアドセンスの収益がどこの広告に由来しているのかが全て分かります。

アクティブビュー視聴可能率を上げる方法

最も簡単なのは、記事の出来るだけ上部に広告を配置することです。

但し、あまりにも広告を推し過ぎるとそれを嫌がって離脱されることがありますので、そのバランスが大事です。

Y-bow

記事の扱う内容にもよるでしょう。

暇つぶしで時事ネタをネットサーフィン中に見る程度であれば、広告はさほど嫌がられないかもしれません。

そのような場合には、記事を読み始める前にも広告を配置しておけばほぼ確実にアクティブビュー視聴可能になり、それが記事の内容より興味を惹く内容であれば広告のクリックも見込めるでしょう。

一方、当サイトのようにお金に関する情報やサイト運営に関する情報を収集しに来ている方にとっては、広告は目障りでしか無いかもしれません。

そのような場合には、ヘッダー〜アイキャッチ〜著者プロフ/リード文までの間には広告を置かず、目次の前後と記事内記事下などに配置することが良いかもしれません。

ある程度記事の内容が把握出来たあたり、或いは知りたい内容が分かったあたりに広告があれば良いわけで、逆にそのような位置の広告の視聴可能率が低ければ記事の内容そのものを見直す契機にもなります。

何故なら、読者が記事を全く読み進めなかった証左だからです。

例えばこの記事では、伝えたいことのほとんどはここまでで終わりです。

  • 広告が読者の目に触れているかどうかの定義
  • 視聴可能率の確認方法
  • 視聴可能率を上げる方法

基本的にはこれらの情報が知りたくて読者の皆さんはこの記事に辿り着いたであろうと思います。

全てに関心があって、ここまで読み進めて頂いた方は、途中にあった記事内広告を全てスルーしてここまで辿り着いたわけです。

ですので、ここで一服して広告を見て、それに関心があればこのページを離脱しても良いと思われていることでしょう。

仮に、この先の情報まで見てみようと思われたなら、私は嬉しいですがこの下の広告もまたスルーされることになります。

まとめ:アドセンス広告は見られてナンボ

多くのアフィリエイトとは異なり、視聴されただけでも収益が発生し、クリックされただけでも数円、数十円、数百円(場合によってもっと高額)の収益に繋がるのがアドセンス広告です。

ブログの執筆に対するモチベーションは人それぞれではあるものの、収益は二の次という人はあまり多くはないかもしれません。

しかし、収益よりも好きなことを書いていたいという方も中にはいるでしょう。

私もその一人で、自分が勝手に発信したい内容をひたすら書き続けているだけのサイトです。

有益な情報、知りたいと思われる情報は、何も購買欲を満たすためのものだけではありません。

例えばこのサイトなら、

  • 投資で資産を増やすにはどうしたら良いだろう
  • サイトの運営をしていく上でぶつかった壁を乗り越えたい
  • 同じ境遇の子育てをしている人の様子や意見を参考にしたい

そんな欲求を満たす記事を提供しています。

もちろんアフィリエイト案件を取り扱っていないことは無いのですが、読者が求めている情報を提供すべく私が書きたい内容を書いていることで、収益に繋がるのであればそれで良いとも思えます。

Y-bow

アドセンスで十分に運営は黒字になりますので。

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