せっかく記事を書いても全然インデックスされない、と嘆いている方も少なくないようです。
かく言う私もその遅さに不満が募ったこともしばしば。
巷では色々な指摘がされていますが、結局何が有効かはGoogleにしか分からないものです。
だったらやれる事は全てやっておくのが正解でしょう。
この記事では、記事の品質や被リンク対策、更新頻度up、Ping送信にWebsub、クロールのリクエストなど聞き飽きたと言う人も意外と見落としている対策を解説します。
解説と言っても、あっという間に簡単に終わる作業です。
サーチコンソールでフィードを送信する。
これだけです。
あ〜、あれね、とっくに送信してるよ。
と言う方は良いですが、『そんな項目あったっけ?』と言う人はぜひ参考にしてみて下さい。
- ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
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RSS/AtomフィードをGoogleに送信する
操作は至極簡単です。
サーチコンソールを開き、『サイトマップ』で『feed』および『feed/atom』と入力してそれぞれ送信するだけです。
送信した直後はステータスにエラー表示されることが多いようですが、送信成功のメッセージが出ていれば間も無く『成功しました』に変わります。
エラー表示になっている場合には一度サーチコンソールを閉じて、再度開いてみましょう。
操作自体は『sitemap/xml』と入力して送信しているサイトマップと同様ですので、本当に簡単です。
同じサイトマップ送信でも、
- feedと入力するとRSSフィードが送信されます。
- feed/atomと入力するとAtomフィードが送信されます。
とりあえず送信しておけば問題無いですが、これがxml.形式のサイトマップ送信とどう違うのか、どんな意味があるのかが気になる方はもう少し読み進めて下さい。
RSS/Atomフィードを送信する意味
簡単な操作ですが、xml.形式のサイトマップの送信と何が違うのでしょうか。
そもそもRSSフィードとは何か?
フィード(英語: feed)とは、ウェブサイト、特にブログやニュースサイトなどのコンテンツの概要もしくはコンテンツ全体を配信用に加工した文書のこと。またはそのファイルフォーマットのことをいう。より明確にするためにニュースフィード、ウェブフィードと呼ぶこともある。代表的なフォーマットとしては RSS や Atom がある。
Wikipedia 『フィード』より
一般的な使い方は、ウェブサイトの作者がフィードへのリンクをサイトのどこかに置き、ユーザーがそれをアイコンなどから見つけて、自分のフィードリーダーに登録する。後はフィードリーダーがフィードの更新を定期的に確認し、ユーザーは最新のコンテンツを得ることができる。
コンテンツは主にHTML、またはただのハイパーリンクで、ウェブページ全体を配信することもあれば、要約(ページの一部である例が多い)のみのこともある。ポッドキャストなどテキスト以外のデータを配信することもある。
ピンタレストで記事のアイキャッチを自動でアップロードする時などにもフィードは用いますが、更新情報を送信するには大変便利な機能です。
RSS/Atomというのは、そのフォーマットの総称です。
RSS(バージョンによってRich Site Summary, RDF Site Summary, Really Simple Syndication)は、ニュースやブログなど各種のウェブサイトの更新情報を配信するための文書フォーマットの総称である。
Wikipedia『RSS』より
Atom(アトム)は、ウェブ上の各種コンテンツを配信するためのXML文書フォーマットおよびコンテンツの編集を行うための通信プロトコルなどいくつかの仕様群の総称である。
Wikipedia『Atom』より
RSS形式やAtom形式でフィードを送信することで、ブログ記事の更新(新規記事の公開やリライト)を効率よくGoogleに伝えることが出来ます。
RSSフィード送信はインデックス促進に有効
Googleはウェブサイトの情報収集にどのような手段を使用するのか、リアルタイムで公開する事はしていません。
Websubを推奨と言っていた時もあれば、それはもう使っていないという事もあります。
従ってRSSフィードの送信も絶対的な方法ではなく、推奨したり参照しなくなったり、復活させたりと紆余曲折の過去があります。
しかし手段としては生きているので、対応しておいて損は無いでしょう。
以下の説明はGoogle developersに掲載されている文章です。
サイトマップとフィード
Google developers『XML サイトマップと RSS/Atom フィードのベストプラクティス』より
サイトマップは、 XML サイトマップ (英語)、 RSS 、もしくは Atom のいずれかの形式を使用します。主な違いは次のとおりです。XML サイトマップは、あるサイトに存在するすべての URL が含まれますが、RSS/Atom フィードは、最新の更新が含まれます。つまり:
・XML サイトマップは一般的にファイルサイズが大きくなります。一方、RSS/Atom フィードのファイルサイズは小さく、サイトの最新の更新情報のみが含まれます。
・XML サイトマップは RSS/Atom フィードほど頻繁にダウンロードされません。
Google では、最適なクロールを行うために、XML サイトマップと RSS/Atom フィードの両方を使用することをおすすめしています。XML サイトマップによって、Google はサイト内の全ページに関する情報を取得することができ、RSS/Atom フィードによって、サイト内のすべての更新情報を取得することができるからです。両者のおかげで、Google はインデックス中のコンテンツをいつも最新の状態に保つことが可能になります。ただし、サイトマップやフィードを送信したからといって、URL のインデックスが保証されるわけではありません。
これを見ても、絶対では無いものの有効である事は示唆されます。
2022年2月時点でも掲載されている説明文ですので、RSSフィードを送っても迷惑という事は無いでしょう。
Google developersには以下のような説明も掲載されています。
RSS、mRSS、Atom 1.0
Google developers『サイトマップの作成と送信』より
RSS フィードや Atom フィードを使用するブログの場合、そのフィードの URL をサイトマップとして送信できます。 フィードを自動的に作成する機能はほとんどのブログ ソフトウェアにありますが、フィードでは最近の URL に関する情報のみが提供されることに注意が必要です。
・Google では、RSS 2.0 と Atom 1.0 のフィードを受け入れています。
・mRSS(media RSS)フィードを使用して、サイト内の動画コンテンツの詳細情報を Google に提供することもできます。
RSSフィードの送信:まとめ
ブログ初心者向けの記事では、サーチコンソールとの連携やサイトマップ送信については良く解説されています。
またインデックスを促進するためには様々な施策が列挙されています。
しかし、意外とこのRSSフィードの送信については触れられていないことが多いように感じます。
どのような対策が最もインデックスを早めてくれるのか、その結論は出ていませんし、時期によっても異なるでしょう。
だからこそ、出来ることは何でもやっておくに越したことは無いと思います。
その効果があるとしたらきっと、数週間のうちには変化が現れると思います。
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