TVなどでもしばしば取り上げられることのある、アイリスオーヤマ製の『リンサークリーナー』を紹介します。
メーカーHPで例に取り上げられているように、我が家でもまさに『赤ちゃんが汚したソファ』を綺麗にするのに大活躍してくれました。
噂には聞いていたので、赤ちゃんがやって来る前から準備していたのですが、普通に生活している分には使用することはありませんでした。
ですが赤ちゃんやペットがいるご家庭では割と活躍のシーンがあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、0歳児の子育て中に実際に使ってみた感想を踏まえ、リンサークリーナーの良い所・悪い所を紹介します。
難点はあるものの、それを補って余りある活躍をしてくれます。
またその難点を改修した商品もありますので、合わせて紹介します。
- ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
- 1歳児(心室中隔欠損症)の父親
- 既に診察券は5枚 (産科、小児科、皮膚科)
- 親子ともコロナ、ノロ経験済
- FIRE可能な資産あり、好きで働いてます
リンサークリーナーは最強
小さな子供がいようがいまいが、カーペットやソファを始めとする『水洗いが可能なもの』が汚れた時の強い味方になってくれるのがこのリンサークリーナーです。
これで何が出来るのか?
簡単に表現するならば、以下の2つのことが出来ます。
- 水/お湯(〜40℃)だけで布製品を洗浄
- ブラシと吸引力で汚れを“吸い取る”
布などの汚れを取ろうと思うと、いわゆる“染み抜き”を行うと思います。
その時は基本的には汚れを背面に移し取る方式で対処しますが、後ろに汚れ取りをあてがうことが出来ないものもたくさんあります。
- ソファ
- カーペット
- 厚みのある絨毯
- ぬいぐるみ
- 車の座席
こんな物に粗相でもしたら、汚れ落としは至難の技です。
しかし、よりによって汚れてしまうものです。。。そんな時は丸洗い出来るものは洗濯機に任せるくらいしか出来ないでしょうか。
せめてその前に手洗いで落とせるだけ落とそうとするかも知れません。
まぁ大変な作業ですよね。。。
しかしリンサークリーナーなら(楽々とは言わないまでも)それほど手間を掛けずに、直ぐにしっかり汚れを落とすことが出来ます。
我が家でも何度も活躍してくれています。
ソファやクッションに子供のミルクが撒き散らされた時などは、本当にリンサークリーナーに救われました。
ソファなどは特に丸洗いが出来る代物ではありませんので、表面から何とか汚れを取らなければなりません。
私はコンパクトモデルを使っています。
手元のタンクには水道水を入れ、本体のタンクには汚れを含んだ吸引後の水が溜まるようになっています。
手入れも簡単で水洗いも出来ますし、廃液タンクもしっかり洗えます。
ミルクをソファにこぼした時に使うと、面白いくらい汚れが取れます。
流石にその時は写真を撮っている余裕が無かったので記録に残っていませんが、、、今でもそのソファは普通に使っています。
気付くと廃液タンクに薄まったミルクが溜まっています。
水を掛けて吸い取るだけなのに、よくこんなに綺麗に出来るものだなと、本当に感心しました。
何かをこぼしたりして汚した際には掃除を楽しむ余裕もないのでとにかく格闘しますが、往年の汚れが蓄積されたぬいぐるみや布製品などの汚れを落とすのは楽しいと思います。
ただあくまでも、基本的には“新しい”汚れを落とすものと思っておいた方が良いように思います。
汚れを追いかけるように水が入っていって、水が汚れを捕まえたらそれごと吸い上げるのが原理です。
いくら吸引力が強くても、吸い上げられない深さまで汚れが到達してしまっているものは手に負えません。
リンサークリーナーの注意点
コンパクトモデルを実際に使って感じた、『これはキツい』と思った点を挙げます。
ただこれらの点はこの後で紹介するモデルでは解消されていますので、少しコストをかけても良いと思えれば解消されたモデルを使用することをお勧めします。
音がうるさい
主観ですが、物凄い騒音です。
初めて使う時は正直驚きました。
そして直ぐにAmazonで耳栓を発注しました。
それぐらい、とんでもなくうるさいです。
音の大きさを測定したことは無いので、○○dBと表現することは出来ませんが、本当に爆音です。
イメージとして、路上で出会う迷惑な爆音の車やバイクの排気音より音は断然大きいと思います。
工事現場や都会の喧騒などと言った甘いものではありません。
少し使っただけで、止めた時にすごい耳鳴りがします。
私は過去にライブハウスの爆音で突発性難聴を経験したことがあるので、その時の恐怖がリアルに蘇りました。
これは本当に気を付けて下さい、というレベルです。
初めて使った時は本当に1時間以上耳鳴りがしていました。
翌日も耳鳴りが続いていたら、また耳鼻科に駆け込む所でした。
2回目以降は、リンサークリーナーを使う時には常に耳栓をし、家族は他の部屋に退避することにしています。
大事なことなのでもう一度書きます。
本当にうるさいので、使う時にはしっかり耳を守りましょう。
掃除機どころの騒音ではありません。
子供の泣き声どころでもありません。
となると、近所迷惑も考えなければならないかなりの騒音ということです。
壁が薄い住宅では特に要注意です。
手が疲れる
リンサークリーナーは手元のタンクに貯めた水やお湯を汚れに吹き付け、湿らせた汚れを吸引する方式です。
吸引は電動でポンプ駆動ですので、ONにしたら吸いっぱなしです(これがうるさい)。
ただ、水を吹き付ける部分は手動のポンプになります。
まるで水鉄砲のような方式で、グリップを握りこむと“プシュッ”と水が吹き出ます。
一握りして出る水はあまり多くなく、汚れの範囲にもよりますがある程度の回数を吹き掛ける必要があります。
吸引力はとても強いので、湿らせた場所をクリーナーをゆっくり通過させると水分はほとんど失われる状態です。
ゆっくり動かした方が確実に汚れは取れるのですが、ゆっくり動かすほど“動かしながらも散水する必要”が出てきます。
つまり、何度も握りながらゆっくりクリーナーを進めていくことになります。
その時は、握り込む腕が中々疲れます。
グリップは特に硬いわけでは無いのですが、何度も何度も繰り返すと握力が限界です。
私が闘った汚れの範囲が広かっただけかもしれませんが、結構キツかったです。
そんなに力の無い方ではないと思っていたのですが。。。
カーペットやソファなど、広範囲にわたる汚れに対処しようとする場合には結構キツいと思います。
そうした自体を想定すると、この後紹介する“騒音と疲労問題”を解消した機種が安心かもしれません。
騒音と手の疲れを解消したリンサークリーナー
耳の危険を感じる騒音と、汚れ以上の難敵となり得る腕の疲労は、汚れを落とすためとはいえ軽減したいところです。
ネット上の口コミでもこの2つの点は指摘されているので、アイリスオーヤマも改善に取り組んできたようです。
つまり、騒音を軽減し、散水を自動化した機種があるのです。
少々値は張りますが、費用対コストは十分なのではと思います。
まとめ
主に布製品の汚れ落としに活躍してくれるリンサークリーナー (アイリスオーヤマ)を紹介しました。
子育てをしていると、汚されることは多い上に、洗濯している時間が惜しいという状況が多々あると思います。
そんな時にさっと取り出して、シミを取り除けるクリーナーは本当にお勧めです。
長年蓄積された汚れにも対応出来ますし、より落とし難い汚れについてはぬるま湯を使うことで効果アップが図れます。
掃除機やクイックルワイパーだけでは心許ない掃除グッズに一台加えておくと良いと思います。
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