- ブロガー・投資家・医学博士・個人事業主
- 毎日更新 250記事/8ヶ月達成(2021.9〜)
- Cocoon→SWELLに乗り換え
- 本業/副業/子育ての合間でブログ作成
- FIRE可能な資産あり、好きで働いてます
はじめに
結婚して子供が生まれたのは30代も終盤に差し掛かった頃でした。
大学院を出て仕事に明け暮れ、日々多忙な生活を送りながら、そこに子育てという高負荷ミッションが加わりました。
本稿はそんな私がこれまでの仕事のスタイルは変えずに、先天性心疾患の子供の育児をしながら、ブログまで始めるという一見すると大変そうな生活スタイルを選択した上で、どのような生活マネージメントを行っているのかを紹介します。
大前提として、妻の多大なる献身的協力がある事は説明するまでもありません。
夫婦で協力出来ていてもこれだけ大変なのに、ワンオペ育児の大変さは想像に余りあります。
その上で、日々時間に追われるビジネスマン、夢を諦めたくない研究者、そして心疾患を持つお子さんを心配しながらも成長を見守る多くの親御さん達に向けて、私の経験を基にお伝えします。
この記事のターゲット
- 医学博士って何者?どうやったらなれる何なの?と思う人
- 育児と激務の両立って可能なの?と思う人
- 効率の良い体型維持方法を探している人 (※top画像は本稿執筆時点の著者39歳)
仕事と育児
筆者が普段どのような活動を行っているのか、簡単な紹介です。
医学博士とは
医学博士とは、学位の一つであって資格ではありません。
それがあるからといって仕事に直結するものではありません。
医師でもなく、ただ大学院で所定の単位を収め、一定の研究成果を認められたに過ぎません。
私の場合は医学:腫瘍免疫分野での研究を進めてきました。
大学を卒業すると学士、大学院修士課程(博士前期課程)を修了すると修士、そして博士後期課程を卒業すると博士の学位が与えられます。
一部6年制の学部(医学部医学科、薬学部など)はこの限りではありませんが、原則として大学入学から博士取得までに要する年月は一緒で、9年〜10年です。
大学学部4年+修士2年+博士3〜4年(医学は4年)ですが、早期修了制度もあり、頑張れば短縮も可能です(私は医学博士を3年間で取得しました)。
ただそれは教授の意向や研究対象、成果タイミングにもよりますので“運”の要素も絡むため、自身の努力ではコントロールできない部分もあります。
ですのでこの期間はとにかく貪欲に研究に打ち込み、その分野で一流の研究者に引けを取らないように努力あるのみです、決して無駄にはなりません。
医学博士(今は博士(医学)という表記が正しいのですが慣例的に医学博士としています)を取得したのは20代後半、その後別の大学に就職し、教員(教員として上から2番目の役職)として仕事をしています。
自身の研究を進めつつ、スタートアップ/ベンチャー企業の顧問を勤めながら学生の教育指導も行う日々を送っており、はたから見れば決して暇な部類の人では無いと思います。
この記事を書いている今も、隣のPCの画面には作成中の会議資料が開いていたりします。
休憩中、頭の体操がてら執筆をしていますが、切り替えるときはしっかり切り替えます。
- 医学博士は職業でも資格でも無い
- 取得は楽では無いが、社会では特に役に立たない
- 医学博士と言っても専門分野以外には精通しておらず、医学に対して万能では無い
育児と仕事の時間配分
育児については、生後1週間で母子の退院を迎えて意向、自分では積極的に関わっているつもりです。
我が子は先天性の心疾患を持っていますので、毎日のお世話にはプラスαがあります。
詳しくはこちらで経過を記録しています。
生後まだ間もない時期、投薬や沐浴、ミルク作り、洗い物、掃除などは私の仕事です。
食事は作れないので基本的に全て私が調達してきています。
少し育児に慣れてきたら作る余裕も生まれるかもしれませんが、生後2ヶ月目の今は健康に気を使いつつ、出来合いの物に頼っています。
育児の時短対策については以下の記事も参考になると思います。
確かに職場にいる時間は2時間ほど減らしましたが、仕事量は減らしていません。
これまでより更に効率の良い時間の使い方を試行錯誤して生み出し、クオリティを下げない努力をしているからです。
子供が生まれる前からそれを想定して、数ヶ月に渡ってシミュレーションしながら早く帰宅出来るパターンを作ってきました。
それでも朝は7:00前には職場に着き、一人静かに集中する時間を設けて読書や会議資料作成に2時間を充てます。
その後は日によって行動パターンは異なりますが、原則として独り身の頃と仕事スタイルは変わりません。
ただ、“仕事を人に振る能力”は大変重要です。
駆け出しの若手には『無理だよ、自分が一番下っ端だもん』と思われるかもしれません。
確かにその通り、全く同意です。
しかしこれは何も部下にやってもらうということだけを意味するものではありません。
ここでは詳しくは触れませんが、特定のタスクには自分より長けた人が必ずいるものです。
翻って、自分の処理能力が遅いと感じることがあったなら、それはあなたに仕事が合っていない可能性があります。
仕事が遅いとか、思うように進められないとか、ミスばかりで嫌になるとか、そんな時は本当にその仕事が自分に向いているのかを今一度考えてみることをオススメします。
今は転職も副業も敷居が下がり、誰もが自分に理想の職場を探す時代です。
最初に就職した会社や組織で一生過ごす必要も無く、様々な選択肢に辿り着く術についても一昔前とは比べ物にならないほど増えています。
インターネットで情報収集を出来ず、ハローワークや求人雑誌で探していた頃とは違うのです。
- 集中できる時間を確保する(朝型生活を推奨)
- 自分の能力と仕事で求められる内容とのマッチングを意識する
身体の管理
健康のため、気晴らしのため、体を動かすのは嫌いではありません。。
体型維持の重要性
身体が資本とは言いますが、正に言い得て妙。
もちろん健康であることは様々な面から望ましいことではありますが、ビジネス面での信頼性にも繋がるものです。
つまり、体型維持、健康管理が出来ているという事は、自己管理をしっかり出来る人だという印象を外見だけから想像してもらうことが出来るのです。
外見以外に確固たるクレジットがあれば別です、例えば太っていても実績のある社長だったら、だらしないという印象は抱かないでしょう。
しかしそうでない初対面の相手からは特に、第一印象に大きな影響を与えるポイントですので気をつけましょう(体質的に維持が困難な方も中にはいらっしゃいますので、出来ればという観点です)。
因みにトップ写真程度の体型であればスーツもビシッと着られます。
既製品ですと腕や肩はややキツイですが、綺麗なシルエットのスーツを仕立てて貰えば綺麗に決まります。
特段ジム通いなどをする必要は無いと思います。
私は一切ジムに通った事はありません(出向くのが面倒なのと潔癖気味)。
自宅で週に1〜2日ほど、1時間程度運動すれば十分です。
ただ前提として、以下のことは気を付けています。
- 毎日体重と体脂肪率を決まった時間に測定して自身の体組成を把握する
- 食事のカロリー/脂肪/糖質/タンパク質のバランスを把握する
- 6階まではエレベーターを使わないなど下半身を日常でよく使う
『いやいや、そんなん面倒過ぎて無理だよ』と思うかもしれませんが、それが自己管理というものです。
続けているうちに習慣となり、苦もなく出来るようになっていきます。
そのお陰で、厳しいトレーニングをする必要もなくなり、代謝が上がってダイエットも楽に出来るようになり、適正体重を維持しつつ適度な体脂肪率(男性なら10%程度、女性では下げ過ぎないように20%程度は確保しましょう)を維持することが容易になります。
終わりに
総じて健康、体調管理が基盤です。
体を鍛えれば何でも、とまでは流石に言えませんが、育児も仕事も可能な限りハイパフォーマンスで行うためにはどうしても健全な心身が必要になります。
疲れたり病んだりした時には、その状況でしか分からないことなどもあったりしますから、無理する事は禁物です。
無理せず自身のパフォーマンスを引き上げることを考えましょう。
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