この記事では、FIREを達成した投資家の目線でオンラインセミナー『モンスターズマネー』を分析し、その内容とメリット・デメリットを解説します。
簡単に言うと
- 投資はしたいけどゼロから勉強する暇はない!
- 投資って要するにどうすれば良いの?
- 貯金はあるから投資で増やしたい!
という意識はあるのに行動出来ない、そんなサラリーマン/公務員の方に向けて用意されているお金の勉強が出来るオンラインツールの一つです。
本サイトでは手が行き届かない基礎的な知識を学んだり、文章ではなく実際に話しながら納得いくまで学びたい方にとってはオンラインセミナーは大変有意義だと思いますので、今回は『モンスターズマネーセミナー』を取り上げて解説したいと思います。
後で詳しく触れますが、ヤバいセミナーでは無いので大丈夫です。ヤバいかどうかの見分け方も説明しますので安心して下さい。
モンスターズマネーとは
- 『お金がない』
- 『投資はしたいけどよく分からない』
- 『儲けたいけど怖い』
そんな声が本当に増えました。
周りにもお金に詳しい人がいなくて。。。
そんな投資未経験者や初心者に丁度良い無料のオンラインセミナーがモンスターズマネーです。
こんな人向けです
- 会社員が貯金を効率よく運用する方法を知りたい
- 所得税率20%以上を払っている
- 商品の勧誘は要らない
取り敢えず詳しく見てみるか、という方は早速覗いてみて下さい。『資産が働く』という言葉通りのことが、あなたにも出来るイメージが掴めるでしょう。
そもそも特定の商品に勧誘する目的のセミナーではありませんが、対面ではなくオンラインですので気に入らなければ直ぐにやめられるのも気が楽です。
講師はFP
モンスターズマネーの無料セミナーはファイナンシャルプランナー(FP)が講師になっています。
HPに掲載されている会社代表の講師はそれ以外にもいくつか肩書きがありますので、それらについて確認しておきます。
ファイナンシャルプランナー(FP)
現在、ファイナンシャルプランナーとしての能力を有すると認められる国家資格はファイナンシャル・プランニング技能士(1〜3級)です。
この資格は様々な改革を経てきていて、以前は民間の認定資格でした。
非常に知名度も高く、各種メディアで目にすることも多いと思います。
FPと言ってもその知識レベルや当人の資産、運用経験などは様々です。
セミナーの講師となると“人に伝える能力”や“聴講者の意図を汲み取る能力”も要求されます。
つまらない話をダラダラと聞かされては貴重な時間の無駄ですからね。
それらの能力は経験によって培われますし、また適性のない場合には淘汰もされます。
何しろ国内には20万人近くのFPがいますから。
ファイナンシャル・プランニング技能士
上記FPで説明した通り、国家資格の技能検定の一つです。
1級から3級まであり、取得するためには学科試験と実技試験が課せられます。
2級は3級に合格した上でFPとして2年以上の実務を行った者、あるいはAFP認定研修修了者などが受験出来ます。
2級になると合格率は5割に満たない程度、1級は2割にも満たないですので、中々に対策が難しい資格になっています。
証券外務員二種
金融機関の営業職に必要なもので、一種と二種があります。
銀行の窓口担当者などは皆持っています。
証券業務を行うのには必須の資格で、金融庁に登録されることになります。
二種は一種よりできる事が少なく、試験の難易度も低くなっていますが、金融に関する知識はある程度担保されると言えます。
その他
プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー®とエイジング・アドバイザー®はいずれも民間資格で、そのレベル感はなんとも言えません。
ちゃんとした資格かどうか、私は詳しく存じ上げませんのでコメントは控えますが、養成講座があってこの二つの資格は同じNPOのグループが主催しているようです。
何を教えてくれるの?
こんな希望に沿うような情報を提供しています
- 会社員/公務員の立場で出来る投資と節税を理解したい
- 自分に合った投資法を直ぐに知りたい
- 国が用意した制度:NISAやiDeCoを先ずは良く知っておきたい
- もう一歩踏み込んで、大きく資産を増やしたい
お金の悩みや投資スタイルは人それぞれですが、先ずは基本を押さえた上で、個々の事情や希望に合わせた投資を見つけていく流れはとてもリーズナブルです。
こうした希望を叶えてくれるように、90分と言う短い時間でぎゅっと凝縮した情報を提供してくれます。
そして、何も基礎ばかりだけではなく、“モンスターズマネー”を作り上げるために必要な投資の知識を広く吸収出来ます。
どの程度をモンスターマネーと呼ぶのかイメージはそれぞれでしょうけど、年収500万のサラリーマンが1億の資産を作るのはそう難しいことでは無いことが理解出来るでしょう。
特に当サイトでもその重要性を説いているインデックス投資や、クラス、アセット、リスク分散など広く学べるようになっています。
投資先を自分で決める自信が無ければ、先ずは無料のセミナーを受けてみるのが良いと思います。
参加の流れ
無料セミナーの申し込み時に必要な情報は以下の通りです。
- 氏名
- 年齢
- 電話番号
- メールアドレス
- 雇用形態
- 年収
参加時の登録年齢区分は『24歳以下』から最大『48歳以上』までに区分けされています。
ボリュームゾーンは20代半ばから40代半ば程度で、投資未経験者もいれば経験者もいます。
年収区分は『499万円以下』から100万円単位で最大『800万円以上』に区分けされており、日本の平均年収を超える方々がボリュームゾーンです。
しかし高年収でないと参加できないと言うわけではなく、『年収が上がる前に参加しておく』こともおすすめです。
投資は少額であっても早く始める事が重要ですので、投資の知識に自信の無い方は迷わず参加してみましょう。
※ セミナー参加後に連絡が来るのが嫌という方は、メインで使っているアドレス以外で登録するようにしましょう。これはどんなセミナーでも一緒です。
評判・口コミ|やばいセミナーの見分け方
モンスターズマネーセミナーの評判は悪く無いようです。
満足度は95%を超え、毎月180人以上の盛況ぶりです。
モンスターズマネーと評判でググった方は分かると思いますが、悪い口コミは私が調べた限りでは見当たりません。
まぁ、タダで受講するオンラインセミナーですからね。
ただ、悪質なマネーセミナーは以下の特徴を備えていますので気をつけましょう。
それがモンスターズマネーに当てはまらない事は逆に安心感に繋がります。
- 安全・確実・高利回りがキーワード
- 海外セミナーで海外投資を勧誘
- 特定商品を対象としたセミナー
- 街頭での勧誘
プレジデント・ウーマンより引用(元記事は5つと言いながら実は4つです)
年間2,000人程度が受講している計算ですから、それで運用にコケて大損した人が多発するようなら、こんなセミナーは続けていられませんから。
出所の分からないTwitter上の投資の話題に振り回されるくらいなら、たった90分ですがちゃんと勉強することをおすすめします。
セミナーを受ける前に知っておきたいこと
気付けば日本は世界的にも貧しい国に成り下がり、ビッグマック指数では欧米諸国どころか韓国やタイにも劣る始末。
つまり、本当に日本はお金がなくて貧乏なんです。
何故日本はそんなに貧乏になってしまったのでしょうか?
産業上の弱みとは別に、投資に対する後ろ向きな国民性はその要因として無視出来ないでしょう。
日本人は資産運用や投資に対してあまりにもネガティブ、投資は危険なギャンブルであるとさえ考えている人が多すぎます。
そんな間違った認識を捨て、世界経済の成長についていくために必要なのがマネーリテラシーです。
それを分かりやすく教えてくれるのが投資オンラインセミナーです。
中でも、特定の商品を売りつけるためのセミナー(一部の不動産セミナーなど)とは異なり、知識の共有とそれによる資産形成を目的としたセミナーは優良な傾向にあるようです。
(不動産セミナーが全てダメという訳ではありませんので悪しからず)
オンラインで資産形成について学べるセミナーが増えてきて、関心はあるものの金融知識が無いので受講するのが怖い、という声もよく聞くようになりました。
投資と距離のある日本人、特に20代から40代は投資に関する経験も教育も希薄な世代ですので、貯金第一で投資にはなかなか踏み出せないでいることも無理はありません。
(高校での金融・投資教育がようやく2022年度に開始され、マネーリテラシー暗黒時代に終止符か、、、と期待されています)
当サイトでもお金に関する話題はしばしば取り上げてきましたし、個別の商品に関して深く突っ込んだ解説(例えばレバナスやレバレッジETF)も多く取り扱っています。
しかし小難しい話をされても理解出来ずに諦めてしまうケースも少なくありません。
先ずは金融・投資に関する話題を解釈する事が出来るレベルにまでならなければ、どんな投資の話も役に立たないどころかリスクを自分で評価することも出来ないため危険です。
そうした学びの場を、社会人になってから用意することは中々難しいと思います。
投資の話題に触れる機会を作ってくれるオンラインセミナーは、そのような多くの方にとても意味のある存在だと思います。
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