心疾患によっては泣くことはリスク
赤ちゃんは泣くもの
泣いて・飲んで・出して・寝る、これが赤ちゃんの仕事ですよね。泣くことそのものは悪いことではなく、生理的なものですのでむしろ親御さんが大変なだけという側面が強いです。
しかし、先天的に心臓に疾患を抱えている赤ちゃんの場合、あまり長く泣いている状態が続くと呼吸が苦しくなったり心不全の症状が強く出る場合があります(チアノーゼ性心疾患と呼ばれます)。ファロー四徴症でもそのような状態になる場合があります。従って、出来るだけ長く泣かないように注意を払っている親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。循環器病研究振興財団の資料にも参考情報がありますので見てみて下さい↓(13ページ目)
心配になりますが、泣いている時にはもちろんオムツを替えてあげたり、授乳したり、抱っこしてあげたりと、親や周囲の人が出来ることは沢山あります。
どうしても泣き止まない時
ただそれでも、コリックと呼ばれるいわゆる黄昏泣きや、そうでなくてもどうしても泣き止んでくれないシーンに出くわすことも多いでしょう。そんな時は取り敢えず様子を見て泣き止むのを待ってみて、としばしば言われますが、それも一理あります。赤ちゃんは明確な泣いている原因が取り除かれれば即泣き止むことばかりでないのも確かだからです。
ただ、先にも書いた通り心疾患のある場合には出来るだけ速やかに泣き止ませた方が良い場合があります。医師からそのように指導されるケースもあると思います。しかし、そうでなくても我が子が泣きじゃくっていたらなんとかしてあげたいと考えるのが親心ではないでしょうか(うるさいから、という理由もあるかもしれません)。
泣き止ませる方法は様々な手法が提唱されていますが、特効薬は今のところ見つかっていないのではないでしょうか。
であれば、
ですよね。まるでドラえもんの道具のような、すごい安心感があります。
最強泣き止ませアイテム “泣く子もケロリ”
ピープル株式会社のロングセラー
多くのユーザーの声がネットに溢れています。ご存知の方、またお持ちの方も多いかもしれません。
泣き止ませアイテムとしてはいわゆる有名どころですが、すごい効き目があるという口コミが多い一方で、イマイチ効果なしという口コミも存在します。効果はもちろん個人差があるものと思いますが、気付いたのはその使い方です。
このアイテムは“音”を使って泣き止ませます。しかし赤ちゃんが持って遊んだり、握る部分のスイッチを押すと音が鳴ったりする機能もついていたりしますが、これらはこのアイテムで即時泣き止ませるためには使いません。
使い方はコレ!
使うのは、本体を振った時にヘッド部分に入っているビーズが鳴る音です。
赤ちゃんが大泣きしている時は、その声にかき消されないように耳元で強めに振りましょう。ただし鳴き声が小さかったり泣き止んで来てグズっている程度になったら優しめに振りましょう。自身で聞いてみると分かりますが、耳元で強く振ると結構な爆音です。
振る時も、延々と鳴らし続けるのではなくリズムを持って音を出すと効果を発揮し易そうです。私が試したところでは、シャンシャンシャン・シャンシャンシャンと3回ずつのリズムの効き目が高い傾向にあるようです。そのほうが耳にも優しそうというのもありますが、この音はもともと赤ちゃんがお腹の中で聞いている音に近いということがポイントでもありますので、血流のリズムに近いものも良いかもしれません。
私自身の子育て経験のみならず、多くの“泣き止ませ実績”を持つこのアイテム。もはや医療機器レベルではないかと思ってしまいます。(念のため記載しておきますが、決して医療機器ではなく、あくまで個人の感想の域を出ませんが、しかし“使い方”については本当に色々なバリエーションを試し、実験的に得られた結果に基づいて本稿を執筆しています)
ただメーカーも多くの検証を行ってきているものと思われます。商品開発というハードルの高さは計り知れませんが、その自信の現れとも取れる記載がこの製品のパッケージ裏にはあるのです。
3分以上激しく泣き続ける間に、大抵の方は何かしら泣き止ませようとアクションを取られると思いますが、本当にどうしようもない時はあるものです。しかし確かに、このアイテムで3分間効果無しというのはなかなか無いのではないでしょうか。それほど劇的な実感があります。
騙されたと思って使ってみることに私は賛成です、私自身がそうでした。しかも高額な製品ではありませんので、一考の価値があるのではないでしょうか。
泣き止ませのグッズは多様化しており、様々な商品がありますので個人差を加味してベストなものを選択出来ることが望ましいです。その一助となれば幸いです。
ピープル 産院から帰ったその日から 泣く子もケロリ!魔法のラトル 価格:726円 |
寝付かせるためにはバランスボールも有効ですので、ぜひ試してみて下さい。
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