お金の悩みを抱える方が増えてきた中、ファイナンシャルプランナーがその相談に無料で乗ってくれるサービスも増えてきています。
この記事では、お金に詳しくない方や投資に疎い方も、先ずは気軽に安心してプロに相談できる環境を用意しているサービスを投資家目線で厳しく見てみたいと思います。
結論として、FPへの無料相談はおすすめ出来ます。
とにかくお金の知識が無さすぎる現状を打破することを最優先し、今後の資産形成のお役に立ててもらえればと思います。
今回その内容を確認するのは株式会社クレア・ライフ・パートナーズが提供する『ライフマネープランニング』というサービスです。
この手の相談は興味はあるけど不安、怪しそう、という方はぜひ参考にして頂ければと思います。
- 投資家・個人事業主・医学博士
- 投資歴15年 (学生時代から)
- レバナス/USA360/3倍ETFをメインに積立中
- 地銀→野村證券→ネット証券
- FIRE済み:好きで働いてます
ライフマネープランニングとは
ファイナンシャルプランナー(FP)に無料でライフプラン相談が出来る上、その先には個人投資家として支えてくれる『総合資産運用アドバイスサービス』です。
対象としている相談者の年収は500万円以上と、今の日本においては平均よりやや高めの収入を持つ方が設定されています。
プライベートバンクのような存在を目指していると言うだけあって、資産運用についてある程度の知識が付いてから本領を発揮するサービスだと思われます。
プライベートバンクを利用されているような方はこの記事の読者にはいらっしゃらないのではないかとは思いますが、、、規模感が全く異なります。
興味のある方はSMBCプライベートバンキングなどのHPを覗いてみるとイメージが湧くかもしれません。
ライフマネープランニングはあくまでもそんなプライベートバンク “のように” 顧客に寄り添うサービスとして、敷居の低いプライベートバンクといった立ち位置でしょうか。
貧困国家と成り果てた日本においては、国内外の金融市場にある程度精通し、投資を自分でコントロール出来るようにならなければゆとりのある暮らしは出来ないかも知れません。
それを目指せる立場にあるにも関わらず、マネーリテラシーが低いがために資産形成の効率が恐ろしく悪いと言う残念な日本人をこれ以上増やさないためのサポートとして、利用する価値はあると思います。
IFAナビ認定企業
IFAナビとは、IFA(Independent Financial Advisor:資産アドバイザー)選びに悩む方の、適切なIFA選びをサポートする専門サイトです。
同機関で認定マークを得る基準は以下の通りとされています。
- 顧客本位の業務運営方針(FD宣言)を公表していること
- IFA登録から3年以上が経過していること
FD宣言とは、金融庁がIFAを含めた金融関連事業者に対して求めている方針で、顧客本位のビジネスを実現するために独自に事業者が定めるものです。
あくまで公表が求められているものであって義務ではありません。従って、特に公表していないIFAも存在します。
この公表は信頼性を担保し得る一つの指標と考えられます。
登録経過年数は金融商品仲介業者としての登録年月日から起算されており、2020年4月6日時点での経過年数で判定されたのち、以降1年に1度のペースで確認・更新が行われています。
3年の区切りに法的な何らかの根拠があるわけではありませんが、ビジネスが3年以上続いているということは一定数の顧客を獲得し、継続して相談に応じている実績と捉えることが出来るから、と言う説明がなされています。
この考え方は妥当だと思います。
以上のことから、IFAナビ認定と言うことが『IFAナビのクレジットによるお墨付き』と言うことではなく、実態に即した信用レベルを反映していると捉えることが出来ると思います。
IFAナビで紹介されているページでは運営会社のメンバー12名の集合写真も掲載されており、チームの雰囲気の良さも窺い知れます(公式HPには個別に写真付きで紹介されています)。
口コミ|評判は良好
転職サイトでの評判は社員が回答しているというバイアスもありますが、押し並べて高評価が並んでいます。
社員側から見た意見だけで評価することは早計ですが、相談すること自体を業務としている業態である以上、顧客とのコミュニケーションが成果そのものなわけです。
その社員の満足度が高いことは、顧客の満足度の高さを反映し得ると思います(相手の気持ちが全く分からない人間だけで構成されている組織だったら別ですが、それではIFAナビ認定は受けられないでしょう)。
安心して相談出来ると思いますので、先ずは無料相談で感触を掴んでみてはいかがでしょうか。
こんな人には向いていない
生活防衛費が無い方や、億単位の運用に精通している方には向いていないと思います。
本サイトでも事あるごとに注意喚起をしていますが、投資は投機ではありません。
またお金が必要になったら売却して換金、と言う類のものでもありません。
従って、生活するに十分な資金(現金同等物)があって、長期的な視点で資産運用に取り組める方でないとIFAを使いこなすのは難しいでしょう。
その意味でも、年収500万円程度以上の方を対象にしているというのは好感が持てます。
運用する余裕資金が無い人に融資を受けさせて自社製品を売り付ける不動産業などと比べても、よほど健全なサービスだと思います(あくまで悪質な不動産業者との比較です、適切な融資を活用した不動産投資を否定するものではありません)。
一方、既に億単位以上の資産をお持ちであれば、プライベートバンク “もどき” ではなくプライベートバンクに赴くことをおすすめします。
投資対象も全く景色が異なりますので、時間も資産もより有効に活用できると思います。
つまり、裏を返せばそれ以外の、以下のような方には向いていると言えます。
- ある程度の資金がある
- 今後ゆとりのある生活を目指して資産を成長させたい
- 資産運用の世界を良く知ってみたい
働き盛りの30代から40代程度のサラリーマンで、全く資産運用のことを知らないという方が日本には本当に多くいらっしゃいます。
折角稼いでも貯蓄しているだけではインフレが進む世界においては目減りする一方で、投資を行っているのと行っていないのとでは天と地ほどの差が生まれることを先ずは知っておきましょう。
投資を始めたり、勉強を始めたりするきっかけは『危機感』であることが多いです。
このまま資産運用をしなかった場合の末路がどうなるのか、老後はまだまだ先の話としてぼんやり考えているのと、具体的に情報を知るのとでは大きな違いがあります。
終わりに
FPに無料で相談出来るサービスはライフマネープランニング以外にも多数あります。
より基礎的なことを学びたい方、対面相談が良い方、オンラインセミナーが良い方、など様々な要望があると思います。
当サイトでは投資家目線で“大丈夫”と思ったものしか紹介していません。
無料と謳われているものは、少なくともその相談サービス自体は無料です。
いくつかの無料相談を使ってみるのも良いでしょう。
当サイトの情報は難しくてよく分からない、と言う方はぜひ自分にあった相談サービスを探してみて下さい。
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